こんにちは。
毎日暑くなってきましたね。
今日は、先日の結婚式でのお話を
したいと思います。
新郎新婦様ともに、共働きだったご両親がお忙しいとき一緒に過ごしたおじいちゃん、おばあちゃんがいらっしゃり、この日も皆様ご列席くださったご披露宴。
おばあちゃんはごはんを作ってくれたり、おじいちゃんの膝に乗っておじいちゃんの好きだったお相撲を一緒にみたり、習い事の送り迎えをしてもらったり、畑仕事やお花のお世話を教わりながら一緒にしたり…
司会者との打ち合わせで、それぞれとの思い出がたくさんあるとお話になっていた新郎新婦のおふたり。
この日の新婦さんのご中座でのエスコートは、おばあちゃんを指名。本当は、おじいちゃんも一緒に歩いて欲しかった新婦さんでしたが、おじいちゃんは、花嫁姿を想像するだけでこみ上げるものがあったのでしょう、事前に新婦さんが依頼した際に、お断りされたそうです。「初孫の花嫁姿をみただけで絶対泣いてしまうから、そんな役はやれない」と。
それでも、と思う気持ちも新婦さんにもおありなようでしたが、「ここはおばちゃんに代表して一緒に歩いてもらいます」とお決めになった新婦さん。
そして、ご披露宴の門出。
お一人お一人に目を合わせ、感謝の想いをお伝えになりながらゆっくりゲストの皆さまの間を歩いて退場されたおふたり。一番末席で見守っていたご家族テーブルに新婦さんが近づいてきても、その姿に背中を向けて、なかなかおふたりを直視できないでいたのは、新婦さんのおじいちゃんでした。その時、新婦さんは、おじいちゃんの背中に、ギュ…っと… まるで、おじいちゃんを抱きしめているかのような、そんなお時間でした。おじいちゃんは、手を目に当てて、その新婦さんのぬくもりを、しっかり感じとってらっしゃるように、私には見えました。
きっと新婦さんは、幼い頃にたくさん抱きしめてくれたおじいちゃんに、「ありがとう」という想いを、精一杯、お伝えになりたかったのだな、と、司会台から拝見していた私も、涙があふれ出たお時間でした。
言葉で伝えること
想いを伝えること
結婚式には、たくさんの伝えたい想いが溢れています。それぞれの愛情表現で、それぞれの伝え方で、想いを伝えるお時間になったら、忘れることのない宝物のお時間になるのでは、と思っています。
今週末も、大切な想いを伝える、
そんなお時間に立ち会えますように。
馬場じゅんこ
ある日の打合せ…
「永ちゃんは、自分にとっての永遠のスターです。」
そう仰っていた新郎さん。
彼の心をしっかりと掴んでいるのは、ロックボーカリストの『矢沢永吉さん』。
目を輝かせながら約2時間の打合せの間、”矢沢愛“を熱心に語ってくれました。
おかげで永ちゃんに対してそれ程知識があったわけではない私も、少しだけ詳しくなりました。
こんなに一所懸命 永ちゃんの魅力を教えて頂いたのだから、これも良い機会とばかりに矢沢永吉さんについて勉強してみました。
ネットで少し検索すると、出るわ出るわ永ちゃんの伝説…
さらに熱狂的なファンの多さ!
その一人が新郎さんである事は間違いない。
これだけ好きな物がハッキリしているなら、結婚式に取り入れられないはずがありません。
BGMや映像、そしてマイクスタンドを振り回す独特のマイクターンに欠かせない白色のスタンドマイク。
まさにオンリーワンの内容でした。
好きな物は、ぜひ遠慮なく教えて下さい。
きっと進行に取り入れられて、ゲストの記憶に残るお二人らしい結婚式になるはずです。
菊池
雨がしとしと、晴れ間が嬉しい今日この頃。
梅雨本番、みなさんいかがお過ごしですか。
中学3年生の息子を持つ私は、このところ心の天気が目まぐるしく変わっています。
中学3年生の夏と言えば、頑張ってきた部活動の集大成、最後の大会。
そして、受験への大きな弾みをつけるとき。
今まさにその部活の大会真っ最中。
コロナ禍での開催とあって、親は観戦できず、ただただ健闘を祈るばかり。
先日の大会では「優勝したよ。今回はメダルがもらえた」の報告に歓喜し、
昨日の大会では「ダメだった。。。」
と、残念そうな報告に肩を落とし、大忙しです。
実は、トラブルがあって悔しい結果になったこと。
詳細を聞いて、頑張ってきた息子を見ていた私は悔しくて悔しくて、涙が溢れました。
当の本人以上に熱くなっていたと思います。
とはいえ、冷静に、結果は結果、と受け止め、来週は団体戦があるし。
と、気持ちを切り替える息子に、複雑な思いを抱いた母、私。
大忙しです。はい。
いつしか背も追い越され、見下ろされるようになりました。
確実に心も体も大きく成長してくれています。
小さな頃は、早く大きくなって。
そう思っていた時もありますが、手が離れつつある最近はもの悲しくもあります。
これでは、息子が彼女を連れてきたとき、結婚するとき、どうなってしまうのでしょうか。
今から心配ですが、結婚式でお会いする新郎家のお母様の表情はどなたもあたたかい笑顔のイメージ。
だから、大丈夫。
そう自分に言い聞かせたのでした。
次のステップへ、大きくはばたけ、息子よ!
(私も母として少しずつ成長したいと思います。)
トミーこと吉富でした。
日に日に夏の陽射しに
近づいてる事を感じます。
今年もマスクをしながらの夏になりそうです。
熱中症には、十分気をつけたいものです。
さて、夏といえば、我が家では、
下の娘の誕生日がやってきます。
先日、一足早く、
誕生日プレゼントを買いに行きました。
家族の予定と私の休みが合う土日が
滅多にないため、
ピンポイントで出かける日を決めてイザ!
幸い、娘の希望の品も決まっていたため
スムーズに買い物に行くことができました。
娘のお目当ては「一輪車」
学校のクラブ活動でこの春、
初めて一輪車に乗った娘。
なかなかうまく乗られず、
家でも練習したい!早く乗れるようになりたい!
ということで、一輪車を買うことに。
ブルーやグリーンが好きな娘。
見つけたのは、爽やかなライトグリーンの一輪車。
こだわりのあるパパのOKも出て、イザ購入。
買って帰ったその日は夕方から雨予報。
昼過ぎに帰宅し、雨が降るその瞬間まで
家の前で練習していました。
振り返ってみると…
その、学校の一輪車クラブ、
娘が希望して入ったというよりは、
じゃんけんで負けて(しぶしぶ)入ったクラブ。
だから入ってすぐの頃は、
「一輪車なんて乗れない。入りたくなかった。
クラブ活動の日は学校行きたくない…」
とまで言ってたこともありました。
でも、始めてみたら、
だんだん、だんだん、楽しくなってきたようで
家でもやりたいと言い出すなんて
親も、とても驚きました。
家の前で、必死に楽しそうに
一輪車の練習をする娘の姿は、
とても嬉しく誇らしく感じられます。
初めからうまく乗れなくて当たり前。
手を離せなくて当たり前。
3秒進めたら大進歩。
今日は5秒ほど一人で漕げました。
どんなこともそうだろうな
初めはやりたくない事でも
やってみたら案外楽しくなってきて、
だんだん、だんだん、
コツを掴み、リズムを掴み、
バランスを取り、前に、前に進めるようになるんだ
そんな事を娘から感じさせてもらっています。
馬場 じゅんこ
1年365日。
「今日は何の日」か調べてみると、今日6月6日は《楽器の日》です。
芸事を始めるのに良い日とされていて、習い事や趣味として楽器を始めるのに最良な日とあります。
この楽器といえば、ブラスの社名の由来はブラスバンドからきている事をご存知でしょうか?
「多くの楽器が集まり、最高の音楽を奏でるように、個性的で温かい人間が集まって、結婚式という音楽を奏でる」
素敵な社名だなと思います。
さて、音楽の都と言われる静岡県浜松市にはブラスの式場が2店舗あります。
・マンダリン・アリュール
・アーブル・オランジュ
浜松市はヤマハ、カワイ、ローランドと言った世界に名だたる楽器メーカーがあり、学校でも吹奏楽部に力を入れている所がとても多い。
浜松会場で結婚式を担当させて頂くと、
新郎新婦の勤務先が音楽関係だったり、「学生時代に吹奏楽部で金賞をとりました」と言われる事があります。
今は皆で集まり、音楽を奏でるのが難しい時期ですが、今の時こそ音楽は必要だなと思います。
早く平穏な日が訪れますように…
浜松駅近くには、ピアノの詩人ショパン像があります。
気になる方は探してみて下さいね。
菊池
こんにちは。トミーこと吉富です。
梅雨入りしたのにお天気が良くて。
特に週末は青空を見るとほっと安心する日々。
かと思えば、土砂降りになったり。。。
お天気に一喜一憂してしまう今日この頃です。
さて、5月は母の日、6月は父の日。
先月の母の日には仕事を終えて家に帰ると主人含め家族そろって出迎えてくれ、
大きな紙袋を「いつもありがとう」
と、手渡してくれた子供たち。
毎年、なんとなくこそこそ皆で作戦会議しているのを知らないふりしてその時を迎えるのですが、今年は全くノーマーク。
どうやら娘がお友達と一緒に母の日のプレゼントを準備したそうです。
プレゼントを選びながら、
「ママ、これもらったら、何て言うかなぁ?」
「えー、もったいなくて使えない。とか言うと思うよ~。」
なんて言いながら選んでくれたとのこと。
渡した後も、ラインでみんな報告会をしていて、
「やっぱり、うちのママ、びっくりして、もったいなくて使えないって言ってた!!」
「うちも!」
「うちも~!」
と、うれしいやり取りをしていました。
私も子供の予想通り、そっくりそのままのセリフを言っていました。
とはいえ、少しずつ大切に使わせていただいておりますが。
プレゼントはあげる方も、もらう方もやっぱりうれしいものですね。
今月は父の日。今から父の日の作戦を娘は立てております。
喜んでくれるといいな。
そして、今日は亡き父の誕生日。少し早い父の日を兼ねてプレゼントを届けに行ってきます。
世の中で頑張るお父さん。いつもありがとう。
「結婚式の主役は花嫁さんだ」
そんな言葉をよく聞きます。
確かに、当日着るドレスから始まり、
手にするブーケ、髪型、メイク、アクセサリー、
新郎様より、多くの事を頭に描き、
ご結婚式の準備にあたられる新婦様は
多くいらっしゃるのかもしれません。
先日の、ご家族だけのご結婚式でのお話。
ご両家のお父さま、お母さま、
ごきょうだいだけのご結婚式と、お披露目会。
お披露目会では、ご両家で一つのテーブルを囲み、
お食事をし、会話を弾ませながら、
ケーキセレモニーやお色直しもある一日。
結びのお時間が近づいた時、
お集まりの皆さんにマイクを向けて
お言葉をいただく「インタビュータイム」
その日の乾杯は、新郎のお父さま。
乾杯の際にもきちんとご挨拶くださった
お父さまでしたが、
その日、そばから拝見していて、
新婦家の皆さんに話題を投げかけ、
皆さんを笑わせ楽しませてくださる
とてもお話がお好きな明るいお父さまで、
インタビュータイムで、改めて、
お父さまからおふたりにお言葉を頂きたい、と
マイクを向けてお話を伺いました。
そこで、新郎のお父さまは、
「いやぁ、息子の結婚式で
こんなに感動するとはね、
僕は思ってなかったよ」
目に涙を浮かべ、そうお話になりました。
“結婚式の主役は花嫁さん”
そうかもしれませんが、やはり、
そうではないのかもしれません。
育ててくれた親御様、
一緒に育ってきたごきょうだい、
ふたりを囲うゲストがいる限り、
やっぱり、主役は、ふたりだな
そんなことを、改めて感じました。
そして、いつか、
自分の愛息子が結婚する日が来たら、
母の日にお手紙をくれた愛息子が
大切にしたい女性と出会い
生きていく日が来たら…
(主役のふたりの結婚を心から祝い、
結婚式でハグしてもらえるお母さんでいよう)
そんな夢を胸に(こっそり)留めました。
ご結婚式を控える新郎様も新婦様も
そのご家族も
皆が心から楽しめて素直な気持ちで過ごせる
そんなウェディングのお手伝いを、
この春も心して務めていきます。
馬場 じゅんこ
先日、ホスピタリティを
感じた出来事がありました。
毎年この時期になると、
農家さんが経営している
直売店にトマトを買いに行きます。
自宅からは少し離れていますが、
ビニルハウスの目の前で売られているそのトマトは
フルーツのように甘く、一度食べると
他ではもう食べられなくなるほど
美味しいんです。
生産者さんのお顔を見て、会話を交わすことで
更に美味しさが増しているような気もします。
1歳の娘もまるごと一個ペロリです。
ホスピタリティを感じた出来事とは、
そのトマト農家さんが
さりげなくしてくれていたこと。
「一袋ください」とお願いすると、
その場で一つずつ選んで、
袋詰めしてくださいます。
6~7個入っているそのトマトをよく見ると、
少し固く、青みがかったものから、
真っ赤に熟したものまで
グラデーションのように入っています。
理由を聞くと、
「何日かに分けて食べられると思うので、
熟したものから順番に食べていけるように
あえて少し固いものも入れています」
とのこと。
…なんと。
毎日一番美味しい状態で食べられるよう、
考えてくれていたなんて。
一見すると、
真っ赤なものがたくさん入っていた方が
見た目としては、良さそうです。
でもそれよりも、毎日のリアルな食卓を
想像してくれていました。
何より感動したのは、
それを毎回さりげなくしてくれていたこと。
私もそんな風に、さりげなく
気配りのできる人になりたいなと
感じる出来事でした。
若杉
5月9日は『母の日』。
日頃からお世話になっているお母さんへの感謝の気持ちを伝える為に送られる花、カーネーション。
最近は種類も増えてきて定番の赤色だけではなく、緑色、青色、紫色、白色…と様々な色合いで楽しませてくれます。
先日担当させて頂きました結婚式。
「母の日が近いので、両親へ贈る花束をカーネーションにしました。ぜひ、アナウンスして下さい。」
そう仰っていた新婦さん。
お母様はそのカーネーションを「一足早い、母の日の嬉しいプレゼントになりました。」と、
小さなアフターブーケ(プリザーブドフラワー)にされていました。
想い出の時間をいつまで美しく保存でき丁寧に作られる、アフターブーケ。
ステキですよね。
ぜひご覧下さい。
↓
アフーターブーケ
菊池
こんにちは。
ゴールデンウィークも終盤。
今年は少しづつ幸せな時間に立ち会わせていただいています。
先日の結婚式で。
披露宴の中で、ゲストからお気持ちやお声をいただく、インタビューのお時間。
新婦お父様にマイクを持っていただくと。
「一つだけ心残りがある。」
と話し始めました。
女の子が生まれたその時から、お父様は、ドラマでよく見ていた
「娘はやらん!!!」
というセリフを言うのが夢だったんだそうです。
ところが、いざ紹介された時、会ってみて、話してみて、言えなかった。
めちゃくちゃいい子、連れてきたんだもん。
出たきた言葉は
「娘を頼みます」
心残りとは言ったけれど、今はとても晴れやかな気持ちです。
と、優しいお顔でおっしゃるお父様がかっこよかったです。
結婚式は本当の気持ちを伝えることができる場所です。
是非、マイクを持つことがあれば、お話をする機会があれば、ご自身の夢を伝えてみてください。
今度は母の夢を聞いてみたいと思います。
既に母の夢をたくさん持っているトミーこと吉富でした。