寒いですね。まさに真冬の寒ですね。
東北地方では大雪の見込みと聞くと、
震災後に、仮設住宅などでの借り暮らしを強いられている方々が
大丈夫なのかな?寒くないかな?と心配になります。
そんな一年で一番寒いこの季節。
この時期に開花を迎える私の大好きな花があります。
それは 「ロウバイ」 という花です。
ロウのようなつやつやとした花弁をもち、とても甘くいい香りがします。
そして天を仰いで咲くのではなく、少しうつむき加減に咲く姿が
なんとも可憐で大好きです。
どんなに寒い日も、
ほほを刺すような冷たい風にのって
この甘い香りを感じると、
寒さでぎゅーっと固くすくめた肩も力が抜けます。
そしてこの花には、ちょっと特別な思い出がある私は
心もホッとあたたかくなります。
毎年、このやさしい黄色い花を寒空の下で見つけると
1年ぶりに大切な友達にあったかのような
なんだか懐かしくて嬉しい気持ちになったりするんです。
震災報道の中「奇跡の一本松」の話をよく耳にしました。
大きな震災の中、奇跡的に立ったままの姿で残り
大きな傷をおった方々の心を慰めてくれました。
たった一本の木が、たくさんの人の心を温かくしていました。
花や木は、何もしてあげていない私達に
無償の愛をくれているんですね。
真冬に咲く花、そして、
日本の一番悲しい日に必死で立っていた松
やさしくほほ笑むような姿や、力強い生命力は、
何もいわなくても大切な何かをおしえてくれます。
その場から動けない花や木にできることが
どこへでも行ける私にできないなんて・・
完全に負けていますね。。
今日のブログは、
まだまだできるぞ私!っと気合を入れなおした
原口がお届けしました!