BRASS SMILE AND TEARS

	ブラス司会者が綴る コトブキ日和

気付く

結婚式の準備を進めていくのは、
大変なこともありますが、
いいこともたくさんあります。

例えば、司会者との打ち合わせ。
お二人のプロフィールシートを拝見し、
小さな頃のことや学生時代の思い出も
お聞きしています。

お互いのことを、

「こんな幼少時代を過ごしてきたんだ」
「学生時代、こんなこと頑張ってたんだ」
「こんなお友達に囲まれてきたんだ」

というように、
相手の知らなかった一面を知れる
機会になるかもしれません。

そしてそれは
相手の一面だけでなく、
自分自身の、という場合も。

「小さな頃の写真を集めていたら
こんなにも大切に育ててくれてたんだなぁって
気付きました」

「昔の話を聞いてみると
たくさん心配かけたんだなぁと思いました」

近くにいたからこそ、
当たり前の存在と思っていたからこそ、
親御さんの想いや愛情を
改めて感じることができるのも
結婚式ならではなのかな、と思います。

普段から親から子へ、子から親へ
愛情や感謝の気持ちを伝えられていれば
それが一番いいことなのかもしれませんが、
気付きにくかったり、照れくささもあって、
なかなか伝えれられていない、
という方の方が多いのではないでしょうか。


知らなかった一面を知ることができる。
気付かなかった愛情に気付くことができる。

結婚式の魅力の一つだと思います。


若杉





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