先日の披露宴。
とても素敵な言葉と出会いました。
披露宴のラスト、新郎謝辞のシーンです。
ここでは、来てくださったゲストに対しては
もちろんのこと、普段口にはできない
親御さんへの感謝の気持ちを伝える新郎さんがほとんどです。
「働く父の姿は、一生の教科書。
小さい頃よく叩かれた母からは、必ず、
“叩かれる方より叩く方が痛い”と言われていました。
当時はその意味がよく分からなかったけど、
今なら分かる気がします。」
多くは語らず、働く背中を見せてきたお父様と
真正面から子供と向き合ってきたお母様。
どちらからも、深い愛情を感じました。
そして、それをきちんと受け止めてきた新郎さん。
優しくて、穏やかな人柄は、
そんなご両親に育てられたからなんだなぁと
その言葉から伝わってきました。
果たして、親になった自分は
息子にどんな背中を見せられるか。
嫌われても、本人のためになるなら…と
覚悟を持って向き合えるか。
正確に言えば
親になった、ではなく
親に“させてもらった”、とも思いますが。。
「育児は育自」
周りから教えてもらうことだらけです。
幸せな瞬間に立ち会えるだけでなく、
素敵な言葉との出会いもあるこのお仕事が
やっぱり好きだなー!と感じました。
若杉