生まれたばかりの赤ちゃんでも、
お母さんのにおいは嗅ぎ分けられるとか・・・
お母さんからお乳のにおいがするのかな?
生きていく為に備わった本能ってすごいです。
「におい」の成分は鼻腔を通って鼻の粘膜(嗅毛)にキャッチされ
その後、電気信号に置き換えられて大脳に伝わるとのこと。
この電気信号の刺激が脳に伝わる時、
周辺の脳にも刺激を与え、それが記憶を呼び起こすきっかけとなることがあるとか。
「におい」が懐かしい風景や、大好きだった人を思い出させる・・・
皆さんにもそんな経験ありませんか??
私は今はなきブルーレマン自由が丘のにおいが大好きでした^^
扉を開けると、ソファーが並んだ待合ルームから
入れたてのコーヒーの香りとともに、「外国」のにおいがしました。
それは、私が初めて経験した「外国=アメリカ」の
田舎町の家庭のにおいと同じでした。
年代物の家具と照明
戸棚の中には、ガラスの可愛いビンに入ったカラフルな飴玉。
広々とした庭の芝生の先には小さな川が流れ、そこには野生のカモがいました。
ブルーレマン自由が丘に行くたび
深呼吸して、鼻をクンクンさせ、
20年以上前に見た懐かしい風景を思い出して嬉しくなりました。
さて。
突然ですが、良い司会者の条件ってなんでしょう・・・
滑舌が良いこと?
聴き取りやすい声質?
間の取り方?
笑顔?
どれも良いに越したことはないですね^^
本当に気持ちの良い司会者やアナウンサー、芸人、俳優・・・
世の中で活躍されている方々を見ていて思うのが
この人たちは「嗅覚」が優れているのでは??ということ。
もしかすると、鼻炎体質で鼻が詰まっている方もいるかもしれませんが(笑)
なんというか・・・場の雰囲気を嗅ぎ分け、電気信号を脳に送り、
それを言葉や体の動きに変換して、感情を表現したり、情景を説明したり。
盲目のピアニストの演奏が、観客に懐かしく爽やかな感情を呼び起こさせたのは
ピアニストの「嗅覚」が成せる業に違いない!!と。
先日、テレビを見ていて、そんなことを考えておりました。笑
季節感やパーティの雰囲気、スタッフの熱意をちゃんとキャッチして
適切な電気信号が送れる「嗅覚」が優れた司会者に、私はなりたい!
そしてできれば「芳しい」雰囲気と美しさも兼ね備えた司会者に・・・^^
今朝もプランターに実ったミニトマトの青くさい匂いをクンクン嗅いで
嗅覚を鍛えています加藤みゆきでした^^
※黄色いトマトも甘みがあって美味しいですよ~^^