BRASS SMILE AND TEARS

	ブラス司会者が綴る コトブキ日和

anniversary

3月は、私にとって特別な月です。
3年前の3月に入籍し、2年前の3月に結婚式を挙げたからです。

毎年、友人たちから、
「結婚記念日おめでとう。懐かしいね。」
と言ってもらえることが何よりも嬉しいです。

“自分達だけではなく、来てくださる方々にとっても
思い出に残る一日になれば…”
と考えながら準備していた日を懐かしく思います。
準備は本当に大変だったけれど(笑)、
今こうして友人から声をかけてもらい、
結婚式を挙げて良かったなぁと心から思います。

結婚式を自分達のカラーに染められるのは
ブラスならでは。
100組いれば100通りの結婚式があります。

そして挙げる時期も、もちろん
入籍の直前・直後だけではありません。
私も入籍から約1年後の結婚式。
ゆっくり時間をかけて準備を進めることができました。

以前のお客様で、2人のお子さんと一緒に、
家族4人が主役となった結婚式がありました。
入籍してから5年後のことでした。
「なぜこのタイミングで挙げようと思われたのですか?」
とお伺いすると、
「子供を2人出産して、体型も戻り、色々ひと段落したから」
とのことでした。
結婚式を挙げる理由もタイミングも、
様々なんだなぁと思ったのを覚えています。

新婚の初々しさはなかったかもしれませんが、
それ以上に、ご家族で築いてきた「今まで」と「これから」が感じられる
とっても素敵な結婚式でした。

そして、私が一番覚えているのはゲストの皆さんの表情。
「今更だねーっ 笑」と口々に言いながらも
皆さん本当に幸せそうなお顔をされていました。

“結婚式を挙げる理由”

10年近くも前のことで、今よりも10歳近く若かった私は
ぼんやりとしか理解していなかったかもしれません。
10歳近く年を重ねた今の私が感じる答えはたくさんあります。
その中の一つの大きな答えは、
“大切な人たちに夫婦としてのお披露目をして、
覚悟や誓いを知って頂く”
ということだと思っています。

それは、時期やタイミングや順番よりも
大切なことだと思うのです。

だからこそ、10年前のゲストの皆さんの
「良かったね。今更だけど、おめでとう 笑!」という言葉と笑顔が
忘れられないのかもしれません。

主役のふたりと同じくらい、それ以上に幸せを感じてくれる人がいる。
ふたりにとって、こんなに幸せなことはありません。

私自身、結婚式を挙げた当時よりも、
今の方が、そのことを実感しています。

改めて、周りの方に感謝の気持ちでいっぱいです。
そして、そんな皆さんとの関係を今まで以上に大切にしていこうと思います。

“周りの人たちを大切にする”

当たり前のことかもしれませんが、
その当たり前のことに気付けるのも
結婚式を挙げる理由の一つなのかもしれません。

と、もっともらしいことを言っていますが
今年はバタバタしているので、
質素なお祝いになりそうです 笑。

若杉






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