ある日の我が家。
娘 「今日は何を作りますか?」
私 「今日は餃子ですよ」
娘 「今どんな気持ちで作ってますか?」
私 「みんながおいしく食べてくれたらいいなぁって思って作ってますよ。」
娘 「これを食べてなんて言ってもらいたいですか?」
私 「んー。おいしいね。かな。」
娘 「それを言われたら、どんな気持ちになりますか?」
私 「とっても嬉しい気持ちになります。」
と、小学1年生の娘と並んでキッチンで夕飯の支度をしながらの会話です。
会話しながら娘はせかせか餃子のタネをこねております。
おままごとみたいですが、なんだかお料理番組でもやっているかのような。
シンプルながら、親バカにも上手に質問するなぁ。
そう感じた私は、なんだか、アナウンサーさんみたいだね。
と、娘に言うと、
「大人になったら、お話をする人になりたい。
アナウンサー??っていうの?」
そして、続けざまに
「ママはお話しするの好きだから、今の仕事してるの?
ママみたいにお話しする人になる。」
と、嬉しいことを話してくれました。
さらには、アナウンサーになるためにはどうしたらいいのか、なったらどうなりたいのか。
しっかり彼女の中にはプランがありました。
そして、頑張ってアナウンサーになって、将来親孝行をするんですって。
親が子供を育てるのではなく、子供に親にしてもらった。
結婚式でご両親から聞いたことのあるフレーズです。
なるほど。
少し前までは、もっと子供らしい夢を語っていたわが娘もまた一つ
成長しているなぁ。
若干7歳の娘。10年先も、子供に胸を張っていられる自分でいたいなぁ。
と、しみじみ感じたトミーこと吉富でした。