少し間があいてしまいましたが、私の7日間の休暇の続編です。
何度かブログには書いている「おばあちゃん」の登場です。
今回の帰省でも、祖母のところへお花片手に行ってまいりました。
「今日は、これを一緒に見ようと思って」
いつも以上に、「準備して」待っていた祖母から差し出されたのは、1冊のアルバムでした。
昔ながらの正方形。
昔ながらのフィルムばり。
ずっしり、重い。
そこには・・・・
今は亡き、おじいちゃんと2人で撮影した写真。
若かりし頃の母の写真。
母と父の結婚式。
母と父の新婚旅行。
うまれたばかりの私が登場。
そして妹の仲間入り。
・・・・92の祖母の50年分くらいでしょうか。
「いつ、だれと」と書き込まれた少し色褪せたアルバム。
母と父の結婚式は、思わず笑っちゃいました。(時代を感じずにはいられません)
自分の幼稚園の遠足写真では、
われながらなんて可愛げがないんだ!と、がっくり。
デジカメやスマホで写真が気軽に撮れて、加工もでき、いつでもボタン一つで見れられる。
でも、こうした「一冊」にまとめられたアルバムから感じるのは、
そういった手軽さにはない、「歴史の重み」
おばあちゃんとおじいちゃんが出逢って
母が生まれて、
母が父と出逢って
私が生まれて、
妹が生まれて、
今。
こうして家族というものは、脈々と続いてゆくんだ。
どこか1つでも違っていたら、「今」はないんだ。
そんなことを考えました。
結婚式を控えた皆さんは、きっとこのようなアルバムをめくるのだと思います。
アルバムをめくるって、こんな気持ちになるんだな。
こうして新たな人生の覚悟をより強くするんだな。
そう思いました。
どんな写真を見せてもらったかは、実家の母には内緒。
おばあちゃんとの間に、秘密が一つできました。
今度実家に帰ったら、久しぶりに「我が家のアルバム」をめくってみたいと思います。
今日のブログ担当は、野村でした。
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