こんにちは!
花粉、黄砂、pm2.5の影響が気になり、
洗濯物がなかなか外に干せないでいる稲山です。
先日、私の母親から息子に
手作りのトレーナーが届きました。
よく見てみると、
なんだかとっても見覚えのある柄…
それもそのはず!
私が小学生ごろに来ていた服を
大事にとっておいたようで、
それを「リメイク」して作ったものだったのです。
布は新品の物より柔らかくて、
よく見ればところどころ毛羽立っているけど、
布の継ぎ目や、ボタンの仕様などもきれいにまとまっていて、
わが母ながら「すごい!」と感動しました。
きっと私が服を「リメイク」しようと思っても、
まず裁縫の仕方が分からないし、時間もないので(言い訳っぽいですが…)
なかなか一歩が踏み出せません・・・
いくつもの布と縫い合わされて
また新しい服として日の目を見ることができた、幼いころの私の服―――
きっと喜んでいるでしょう・・・!
昔から日本には「もったいない精神」が根付いていると言われますが、
現在はその精神も少しずつ薄れているように感じます。
物は、壊れてしまったり、古くなってしまったり、飽きてしまったり、
さまざまな理由で、
持ち主からある日突然「ぽいっ」と捨てられてしまいます。
これまで当たり前にそうしてきた自分がいるのですが、
「場所や方法を変えてもう少し使えないかな?」
「誰かほかの人に使ってもらえないかな?」
「知り合いで直せる人はいないかな?」
と思いなおしてみる機会を増やしてみよう、と思えるきっかけをもらいました。
そして、デザイン室の仕事でも「もったいない精神」は大切です!
先日、ある店舗の家具を職人さんに直してもらいました。
こちらが 「before」・・・
使い込んで木目の表面がひび割れ
演出用の液体がついてしまったのか
塗装が剥げています。
そして「after」
きれいな木目調が復活しています。
表面だけをはがして平らになるよう削り、
木目の板を貼ってもらいました。
今回は他の傷みが少なかったので
天板のみの修理となりました。
無事に元の形が復活!
ブラスの会場にある多くの家具は、
会場に合わせて作ってもらった家具なので、
雰囲気にも合っていて愛着もあります。
なるべくなら、雰囲気をそのままに、
上手に直して使っていけたら理想です!
※もちろん時には思い切ってリニューアルすることも大事ですけど…
これからは
会場や家具達を大切にメンテナンスしながら、
もっともっと「リメイク」の引出しを広げていこうと思います!
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