先週のことです。
久しぶりに私は、「生まれた町」へ行きました。
この坂をずっと下ったところが、私の住んでいた町。
昔住んでいた家の隣には、遊歩道がありました。
小さいころ、母と妹と三人でよく歩きました。
妹がスキップをして転び、鼻を擦りむいた、想い出の道です。
久しぶりに、母とその道の前で車を止めました。
木の色が、秋の色。
遊歩道の階段。
大人になっても、とっても急で、長い。
子供のころは…この階段を避けていたなあ。
―この日はなんだか、時間がゆっくり流れました。
次の日は、祖母のいる大阪へ。
一人で電車で行くのは、初めてでした。
近くのスーパーで、お花を買って。
おうちに入ると、祖母はもう立ち上がって私の到着を待っていました。
「遅かったなあ」
―私の母と同じことを、言います。
私の祖母は、もう90歳。
「おばあちゃん、昔はお花の先生やった」
そういいながら、あっという間に綺麗に飾られたお花。
(一番下の短いお花。切りすぎたのは私です)
―この日も、なんだか時間はゆっくり流れました。
そして、昨日は、豊橋ルージュアルダンの撮影。
会場に到着してから、日が昇り始めました。
朝6:30
一日の始まり。
11月、3度目の正直の撮影!
(2回、天候で流れてしまいました)
いいお天気です。
いい写真がたくさん撮れました。
夜6:30
一日の終わり。
―この日は、あっという間でした。
これが、私の11月。
「一日一日を、大切に」
結婚式のような、キラキラした1日は特別。一生に一度。
でも、何の変哲もない毎日が大切に出来て、結婚式のような特別な日も大切にできるんだな。
そう強く感じた、一か月でした。
今年も残すところ、1か月。
充実した12月にしようと思います。
追伸 昨日、ポストをのぞいたら、はがきが一枚。
大阪の祖母からでした。
「 あの日生けた花は、今日も綺麗に咲いています。」
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