こんにちは、経理部 谷です。
先日、新入社員歓迎会が蒲郡の
「ひがきホテル」にて行われました♪
歓迎会ネタは各店舗の皆様にお願いするとして、
私は真面目に経理ネタで行きたいと思います。
今年1月のブログに
「損益計算書」について説明しましたが、覚えていますか?
少しだけ復習…
損益計算書とは、
「収益」から「費用」を差し引いた金額を利益として表示する報告書である。
そう!収益から費用を差し引いたものが利益なのです!
これは当然誰でも分かりますよね!
しかし、「収益」と「費用」は…
いつ、どの時点で認識し、記録すればいいのでしょう?
それによっては算出される「利益」が変わってきてしまいます…
そこで、下記2つの考え方を紹介しましょう!
・現金主義会計
収益を現金の収入、費用を現金の支出という事実に基づいて認識する会計。
現金主義会計は、損益の認識を客観的に行うことができますし、
そこで計算された利益は現金の流入を必ずともなったものであるので、
最も安全で解りやすい会計の方式と言えます。
しかし!これには致命的な欠点が…
欠点① 今日の継続企業にいおいて、信用取引こそが日常的な取引形態であり、
そこでは商品等の仕入・販売時点とそれぞれの代金の支払い時点が
異なる。
欠点② 企業資本のかなりの部分が長期にわたって使用される設備資産に
投じられている。
欠点③ 商品等について恒常的な在庫が存在する。
これらにより、
収入と価値増加の時点、支出と価値減少の時点に時間的なズレが生じ、
販売・購買活動が行われた会計期間に収益や費用が認識されなくなる
という不合理な結果を招くことになります。
・発生主義会計
収益または費用を経済的な価値の増加または減少という事実に基づいて
計上する会計。継続企業に適合する会計方針。
そう!この「発生主義会計」こそが経理部にとって必要な知識であり、
簿記という資格にて勉強してきたことなのです!
現金の出入りを計算していく(現金主義会計)だけなら誰でもできると思います。
期間収益の金額を経済的な価値増加の事実にしたがって認識・測定し、
期間費用の金額を財貨または役務の費消事実にしたがって認識・測定していく。
株式会社ブラスの全ての販売・購買活動を「発生主義会計」にて計上し、
損益計算書を作成していく。
それが経理部の主な仕事です!
少しはわかっていただけたかな?
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