寒くなりましたね。
昨晩は風邪の予兆を感じ、22時には自宅で休むことに。
であれば絶好の読書タイムと思い、手に取った一冊。
「采配」 落合博満(著)
日本シリーズの興奮冷めやらぬ中、
発売のタイミングも「采配」でしょうか。
そして、帯にはこの刺激的なキャッチ。
「孤独に勝たなければ、勝負に勝てない」
落合監督の背番号からでしょうが、
この本の中では、66の言葉として、采配の秘密が語られています。
その中で印象に残ったひとつを紹介します。
「達成不可能に思える目標こそ、数字に勝つ唯一の方法」
プロ野球の世界では、3割という打率を叩き出すのは
容易なことではないのだが、打率2割8分、9部台を
マークした選手は、ファンやメディアから、
3割まであと一歩と言われるが、
その1分、2分を積み上げるのが至難の業だ。
だが、3割を超えられない選手の傾向を分析すると、
3割を目標にしているケースがほとんどである。
一方、3割の壁を突破していく選手は、
一度も3割をマークしていないにもかかわらず、
3割3分あたりを目指している。
そうやって、「達成するのは不可能じゃないか」
と自分でも思えるような目標を設定して初めて、
現実的に達成可能な目標をクリアできるのだ。
落合監督が現役時代に毎シーズン「三冠王を獲ります」と
宣言していたのも、3つとも独占しようと取り組んで初めて、
ひとつ、ふたつと手にできるということを、身をもって感じていたそうだ。
高い目標を掲げて下回り、「おまえは口だけだな」
と言われれば、一番悔しいのは自分だ。
会社に置き換えて考えてみても、数字との戦いは苦しいこと。
今日のブログは自分に向けての言葉になってしまいましたね。
P.S. 日本シリース8回山井降板、開幕戦の川崎起用、荒木・井端の
コンバートの理由などなど、ドラゴンズファンは必読ですよ。 河合 とも
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