遅ればせながら、新年あけましておめでとうございます。
2011年も株式会社ブラスをどうぞよろしくお願いいたします。
「グルーポンおせち騒動」
年末年始を騒がせたニュースですので、ご存知な方もいらっしゃいますよね。
そもそもグルーポンとは、共同購入によって通常ではあり得ない割引のクーポンを発行し、購入することが出来る仕組みなのですが、
詳しくはこちら→公式サイト http://www.groupon.jp/area/aichi/
今回問題となったおせち騒動ですが、どうやら購入したおせちの配送が遅れ、
中身が説明されていたものと全く違うことから苦情が寄せられ、
さらにインターネットに写真が掲載されたことをきっかけに、
大騒動に発展したようです。
実際に購入された方には、正月から本当にお気の毒でしょうが、
ここまで過熱報道に発展してしまうと、グルーポン側も可哀想になってしまいました。
(販売会社は当然ながら真摯なお詫び対応をされていますし)
だからと言って、責任を免れるわけではありませんが・・・
おせちの食材は、賞味期限を考えると、調達時期が重なりますから難しいようです。
もしかすると、供給出来る商品数のキャパシティを超えたのかも知れませんね。
しかしながら、グルーポン系サービスの勢いが止まるとは思えません。
ちょっとビジネス的な視点で考えてみましょう。
【仮にクーポンを50%の割引率で計算した場合】
通常価格 10,000円 とすると
クーポン販売価格 5,000円(50%off)
販売サイト手数料 2,500円(販売価格の50%というケースが多いようです)
店舗収入 2,500円(通常価格の25%)
というケースから考えると、
FLコスト(食材の原価+人件費)を売上の50%と想定した場合、
利益面においては期待し難いですね。
(米国ではチップ制度で別途人件費は回収が出来るのですが・・・)
そういう事から、通常価格自体が二重価格ではないかという疑念もなくはないですが、正義の話をしないといけません。
(年始のNHKサンデル教授は凄かった!)
有利な点は、広告宣伝費ゼロで一定の集客(売上)を確保できることでしょうか。
特に新規出店後に想定した集客がなかった場合は(お金も苦しいでしょうから)
キャッシュフロー上においても(僅かですが)有効かもしれません。
ブライダル業界では今後このようなケース(共同購入大幅割引クーポン)は??
弊社の場合は、適正なプライシングと、既存顧客の利益を守ると言った理由から、
大幅なディスカウントは、現在も行なっておりません。
どんなにプライスが下がっても、価値がなければ嬉しくはないですよね。
常に、価格 < 価値 をお約束します。
株式会社ブラス 本社スタッフブログ
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考え方の違いかも知れませんが・・ブライダル業界の場合、今の価格が適正なのかを検証する事も必要だと思います。価格を下げても利益を出しているブライダルの会社は、全国にたくさんあります。