ブラス広報室かしましブログ

新郎新婦の想い

先日、前職の後輩の結婚披露宴に参列してきました。

私が披露宴に参列するのは1年7ヶ月ぶり。
いわゆる「withコロナ時代」の参列は初めての経験でした。

通常数百名の宴会を行っているパーティ会場には、60名ほどのゲスト。
テーブルごとの距離は十分に空けられ、席と席の間にはパーテーションが。
会場のスクリーンには、駆けつけることが出来なかったゲストが映り出されているZoomの画面。

パーティ会場に足を踏み入れた瞬間、さまざまな感染症対策への驚きと、ゲスト同士の距離にちょっぴり寂しい気持ちも。

ですが、2回の延期を経て、悩みに悩んだ新郎新婦が、結婚式をおこなうと決めた気持ちを思うと、「絶対いい1日にしよう」と、心に決めました。



私がいちばん心に残ったシーンは、披露宴結びの挨拶。
一般的には新郎の挨拶で締めることが多いですが、この日は新郎新婦、それぞれから挨拶がありました。

「結婚式を挙げたい、という想いが強くあり、これまで夢を描いてきましたが、延期を余儀なくされ、SNSで『コロナ 結婚式』と検索するたびに落ち込んだり、本当に結婚式をやっていいのか悩んむ日々もありました。
ですが、今こうして皆様に祝福されて温かい言葉もいただいて、『結婚式を挙げて本当によかった』と心から思います。今日お越しいただいた皆様も、来られなかったゲストの方々も、自分たちにとって大切な存在です。」
と新郎。

「いま結婚式を挙げるかどうか悩む新郎新婦もたくさんいます。泣く泣く中止する方、思い描いた通りの結婚式が出来ない方。そんな新郎新婦をたくさん見てきた中で、今日私たちが結婚式を挙げることが出来たのは、たくさん応援してくださった皆様がいてくださったからです。」
と新婦。

新郎新婦は私が昔からよく知っている後輩たち。
どちらかというと、アツい想いを内に秘めながら、少し口下手なタイプ。
そんなふたりが涙ながらに語る言葉から伝わってくる、いままで抱えてきたたくさんの想いに、私も涙が止まりませんでした。

結婚式を挙げようか悩んでいる、全国の新郎新婦にも、ふたりのように感じて欲しい。
そして結婚式はウィルスが原因で無くしてはならない。
私もそう決意しました。

今だからこそ、結婚式の価値を伝えていきたい―。
今日もこの想いを胸に、目の前の仕事に取り組みます。

奥村

株式会社ブラス 本社スタッフブログ

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