こんにちは!
毎回書いている結婚式準備についても、この回で最後になりそうです。
本日は「生い立ちムービー」について書きたいと思います。
生い立ちムービーとは、披露宴の中で流すムービーのことで、新郎新婦ふたりの歩んできた道、思い出をまとめたものです。
結婚式の中で、なぜ生い立ちムービーを流すのか。
恥ずかしながら、プランナーをしていたときには、わざわざ「意味」を考えることが無かったような気がします。
当人になってもそれは、少しぼんやりしていました。
恥ずかしいしな、いやだなと正直思っていた部分でした。
でも、やることになり、とにかく小さい頃から現在までの写真を探し、選び、現在のふたりの写真や動画をとにかく撮る!という作業に入りました。
どの写真がいいだろう・・・とか、この写真が好き!というのもなく、とにかく映像会社の担当者さんに送り、あとのことは任せた!と言わんばかりの進め具合でした。
私が生い立ちムービーに対する考え方が変わったのは、「コメントシート」というものを書いてからでした。
コメントシートとは、生い立ちムービーを作る中で、写真たちに合わせて流すコメントを書くシートです。
その写真に合わせて、どんな言葉を並べるか。
真剣に考えました。
言葉を決めるには、「どんな想いを伝えたいのか」が直結して大事になってくると思います。
小さいときから見守ってくれた家族や、
どんなときも一緒にいてくれた友達や、
一緒に成長してきた同期や、
育ててくれた先輩、
そしてこれから家族になる人
その人たちに向けて、限られた文字数で「今の気持ち」を伝える
「ありがとう」かもしれないし、「ごめんなさい」かもしれないし、「大好き!」かもしれません。
それを、見てくれる人たちにちゃんと伝わるように、時間をかけて考えました。
もちろん、曲の力も偉大です。
私が書いた限られた文字だけでは伝えきれない想いを補ってくれるのが曲です。
私は「家族の風景」という曲を選びました。
大好きな歌、思い出の歌、といったわけではないのですが、のらりくらりとした涙を強制しない感じがとても気に入っています。
テーマである「窓」にぴったりくる曲です。
生い立ちムービーの意味を考えたという内容でしたが、私なりのその意味は言わずにおきます。
それはきっと、皆さんも生い立ちムービーを作る際に感じると思います。
最後に、生い立ちに入れた、実家の目の前の海のお写真でおいとまします。
本日の担当は、守山でした。
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