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広報室の恒川です。
皆さんは列席された結婚式の料理で、記憶に残っているものはありますか?
私の母にも、(なぜか)記憶に残っている料理があります。
私が以前、旅行先の金沢でたまたま食べた「鯛の唐蒸し」という料理。
お頭付きの二匹の鯛の腹に卯の花(おから)を詰める、
という豪華なのかそうでないのか、よくわからないものです。
さらには、ほぼ卯の花がメインなので、
その美味しさを上手く伝えづらい・・・。
“子宝に恵まれるように、銀杏・百合根・麻の実・きくらげ・人参・蓮根などを入れ
た卯の花を鯛の腹一杯に詰め、雌雄二匹の鯛を腹合せにして並べる”
などの意味が込められており、
昔は婚礼などのおめでたい席には欠かせない料理でしたが、
最近はなかなか見かけないようです。
そんな鯛の唐蒸しの話を、後日実家の両親としていたのですが、
なんと、母がむかーしむかしに列席した、
金沢での結婚式で出された料理だったのです。
母曰く、
「なぜかそれだけは覚えてる」。
今まで沢山の結婚式に列席しているのに、
30年も前にたった一度だけ食べた料理をずっと覚えてるなんて、
よっぽど美味しかったのか、もしくは私の母のことなので
「これはご馳走なのか?」とずっと腑に落ちていないからかもしれないですが。
そんな鯛の唐蒸しが名古屋で食べられるお店があると知り、
先日友人と食べに行ってきました!
(ミニサイズのお頭のみバージョンですが・・・)
相変わらず、
「これはご馳走なのだろうか?」
というのが数年経っても変わらない、私の感想です。
もう少しあの美味しさを的確に表現できるには、時間がかかりそうです。
近いうちに今度は、両親と一緒に食べにいけるといいな。
きっと父の感想も予想が付いてはいますが・・・。
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