今日は男性陣ソワソワのバレンタイン!
―ですが、そんな今日も結婚式にまつわることをブログに記したいと思います。
2017年2月12日
久しぶりに結婚式に列席してきました
列席したのはブラスの常滑店、マンダリンポルト
私の同期、スーシェフ「金井くん」の結婚式
私たちは彼のことを、いつも「かないー」と苗字で呼んでいます
同期の集まりがあれば、必ず1番先に来る「集合時間15分前の金井」
話しかけると“普通”に返す、ナチュラルタイプの彼…だと思っていました。
この日までは。
同期だけではないでしょう、
列席したブラス全員が驚いたかもしれません。
披露宴開始からお開きまで、
しゃべるしゃべるしゃべる
新郎自らマイクをもって
しゃべるしゃべるしゃべる
自ら考案した演出でも
しゃべるしゃべるしゃべる
司会のくみさんも入る隙間がない時間もありました
更に驚くべきは、最初から最後まで新郎自ら考え尽くしていた結婚式であったこと。
料理人ですから、メニューの一部を手掛ける…とかは分かるのですが、
彼の場合は違いました。
料理のフルコースすべてに始まり
彼女の趣味をデザインに反映したウエディングケーキも自分でつくり
料理の枠だけに収まらず、演出もBGMもすみからすみまで全部新郎が手掛けてました。
「ここまでやらないよね」って思う細かい所までそれはもう全部です
ウエディングプランナーをやっていたからこそ、その細かさに驚きました。
***
そんな意外な彼の一面を沢山みれた楽しい披露宴。
その中で、非常に心に残るシーンがありました。
それは彼にまつわる「料理」に関する場面
先程お伝えした通り、今回のフルコースは金井がすべて考案したもの
メニュー紹介もし、披露宴の中盤でコックコートに着替え、パフォーマンスをする時間がありました
そのパフォーマンス披露した料理を自分のお父さんへ届けた時のことです
じーっと料理を見つめるお父さん
司会者くみさんがコメントを求めに行ったとき、
お父さんの目からは大粒の涙があふれ出てきました
―実はこの演出の前にご両親と少しお話した時に、
「家では大人しいから、息子がこんなによく喋る性格だなんて思わなかった。
今は家にいないから、社会人としてこんなに成長したことに驚いた」
と話されていたお父さん。
きっと料理を見て、純粋に感動されたんだと思います。
その後も、しばらくずーっと料理を眺めてました。
―その一方で、お父様の泣く姿を見てスーッとその場を立ち去る新郎金井。
これは新郎謝辞で本人から話がありました
「28年間お父さんが泣く姿を見たことがなかった。見たことない姿に自分も泣きそうになってその場からはなれた」と
涙は見せたくないと語っていた本人からも涙があふれていました
さらにこの演出は裏話があります。
今回の結婚式はとにかく新郎がやりたい演出を沢山考えてきたものでしたが、
この演出は、担当プランナーが提案したものだったそうです。
毎日毎日進行表とにらめっこし、新郎が考えた料理を強調できる時間がもてないかと考えぬいた末に提案したもの。
ただ、最初は「普通」と新郎に断られたそうです。
でも彼女はきっと「担当プランナー」としてこの演出の必要性を感じたのでしょう。
いかに「普通じゃなくするか」を考え、金井を説得し、急きょやることとなったそうです。
彼が就いた料理の世界
担当プランナーの熱意
家族の背景…
いろんな要素が合わさって、日常生活では絶対に起こらなかったであろう感動的なシーンが結婚式の中で生まれました。
きっと金井にとっても、お父様にとっても、そして担当プランナーにとっても、
心に深く残る場面となったはず
そんな感動が生まれる結婚式って、やっぱり最高!
改めて結婚式の素晴らしさと、ブラスで働く人たちの素晴らしさを感じました
2人の幸せを心から願います
***金井の同期 大星より***
株式会社ブラス 本社スタッフブログ
愛知県・岐阜県・三重県・静岡県
お星さまも結婚式が好きなことが文章から伝わってきます。
ありがとうございます
幸せな気持ちになりました