皆様こんにちは。早いものでもう12月になりましたね。今年の秋はいかがお過ごしでしたか?
私は芸術の秋ということで、今年世界文化遺産に登録が決定された国立西洋美術館を見に東京へ行って参りました。
国立西洋美術館は近代建築の三大巨匠、ル・コルビュジェが建築した建物です。
私は全然建築に詳しくないのですが、最近コルビュジェの特集が載った雑誌を読んでから興味をもち、かねがね行ってみたいと思っていました。
高い吹き抜けの天井に三角形の窓、2階にいくつかある中3階への細い階段、展示室の天井に高低差があるなど、印象的な部分が多くて見てて楽しかったです。
建築に詳しい方はご存じだと思いますが、コルビュジェは「モデュロール」という黄金比や人体の寸法などを取り入れた独自の寸法を編み出し、この建物の外壁の模様、天井高などいろいろな所の比率に使っているそうです。それを知ると、なんとなく美しい比率のような気がしてきます…。
興味がわき、館内のモデュロールについての本を開いたら、私には理解できない数式や図形がびっしり並んでいて、読むのを断念…。
ただ、建物の美しさや使う人の居心地の良さを追求するために費やした膨大な努力の跡なのかと思うと、コルビュジェの建築にかける情熱の大きさが伝わってきました。私も小さい事しかできなくても、仕事にこだわりを持てるようになろうと思った秋でした。
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