こんにちは。
総務部の西村です。
先日、社長の講演に同行させていただく機会がありました。
東京証券取引所と三菱UFJ信託銀行の主催で
題目は「IPO経営者座談会」というものでした。
ちなみにIPOとは、簡単に言えば「株式公開」です。
もう少し詳しく述べると、ある企業が資金調達のために、
オーナーやその家族といった特定の株主が保有し、
流通していない状態の株式を不特定多数の投資家に発行株式を公開する事です。
弊社の場合、3月9日に「東証マザーズ」市場に上場しました。
いち経営者として今後上場を目指している会社経営者向けに
上場を目指した理由からその準備、社内の様々な体制整備、
上場後の周りの反響等をお話しされたのですが、
聞いている最中は実際に取り組んだことへの懐かしさを感じました。
本日は上場についてではなく、「伝える力」についてです。
社長の言葉には説得力があり、引き込まれるものでした。
これは今までの演説してきた経験値の賜物でもありますが、それとは別に
「経営者として会社をどう導いていくのか常に考えて発信していく」
これを日頃から実行してきたからであるとも感じました。
私も元々はプランナーとして言わば営業を行ってきましたが、
実は自分が頭の中でイメージしていることを、言葉に変換するのが苦手です。
どうすれば言語化力を高めることができるのか考えてみました。
言語化力を高めることも大事ですが、まずは論理を組み立て、
筋道に沿ってわかりやすく伝える力を鍛えることの方が先決かと。
つまり、人に話がうまく伝わらない一番の理由は、「言語化力の弱さ」ではなく、
「筋道を立ててわかりやすく伝える力の弱さ」にあると思います。
話がわかりにくい人は、論理が飛躍していたり、話の前後関係が
不明瞭だったり、その結論に至った理由がよくわからなかったりするものです。
逆に言えば、論理をしっかりと組み立てて、結論に至った理由を
筋道を立てて話すことさえできていれば、適切な言葉が少しぐらい
うまく出てこなくても、相手に伝わるものだと思います。
論理さえ通っていれば、自分が言いたいことを、
「つまり●●ということですね」というように、相手がうまく補ってくれる事もあります。
総務という立ち位置では正当な言動が求められます。
「筋道を立ててわかりやすく伝える」をこと意識しながら
今後は対人コミュニケーションを図りたいと思います。
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