BRASS SMILE AND TEARS

	ブラス司会者が綴る コトブキ日和

新しい年が明け早くも2週間…
時間の過ぎゆく感覚が年々早く感じます。

今年は子供の受験を控えているため
初詣はしっかり、楽しいイベントは控えめに
そんなお正月でした。

受験生がいると言っても
親である私は何をできるでもなく、
ただただ、子供の体調管理にいつも以上に気を配り
栄養のあるものを食べさせたくキッチンに立ち
あとは心の中で静かに声援を送る
それくらいしかできないものだな、と…。

結婚式でお目にかかる親御さまは
私にとって、親として先輩の皆さま。
新郎さん、新婦さんの、受験や進学、進路…
この日を迎えるまでの数々の節目に
様々な想いで立ち会ってこられた事でしょう。

そんな大事な息子さん、娘さんの晴れの日となれば、
それはそれはたくさんの想いを
胸にしていらっしゃるだろうと想像します。

ご結婚式に入る前、
ふたりの晴れ姿を一番初めに親御さまに見ていただく”家族対面”
その様子をこっそり後ろから拝見させていただくと、
満面の笑顔のお父さまや
涙が止まらないお母さまなど
その表情に、勝手ながら自分の母親としての気持ちが
少し重なり、もらい泣きしてしまう事もよくあります。
こんな親御さまのように、我が子の節目の日には
しっかり送り出してやれる親になりたいな
そんな風にいつも思わせてもらっています。


2025年のお仕事もスタートしました。
今年も、お一組お一組、
心を寄せながらマイクを握っていけたらと思います。

今年もどうぞよろしくお願いいたします。


馬場