みんなで作るウエディングケーキ
こんにちは。
結婚披露宴に欠かせない物の一つにウエディングケーキがあります。
新郎新婦のおふたりがこだわってデザインをした世界でたった一つのウエディングケーキ。
どのウエディングケーキも素敵で、ウエディングケーキが登場すると新郎新婦のおふたりはもちろん、ゲストのテンションも上がります!
先日の結婚披露宴で登場したウエディングケーキは、生クリームが塗られただけの真っ白なウエディングケーキでした。
ですが・・・
ウエディングケーキと共に出てきたのは、その披露宴のテーマ『レモンとオレンジ』に因んだレモン色とオレンジ色のクリーム。
新郎新婦の考えたウエディングケーキは、そのクリームをゲストの皆さんにペイントをしてもらい、まさに世界で一つのウエディングケーキを作ることでした。
その日の結婚式は親族式でした。ご両家の親族が一堂に会する機会である結婚式で、全員に参加してもらい両家の絆を強くしたいという想いがおふたりにはあったようです。
そして結果はというと・・・
皆さん思い思いに楽しそうにペイントしてくださり、ラストに新郎新婦のおふたりがフルーツを飾り、最高のウエディングケーキが完成しました。
完成したウエディングケーキに愛を込めてナイフを入れたおふたりの笑顔は本当に幸せそうでした。
ゲストの皆さんと作り上げるウエディングケーキ。とても素敵な演出だと思いました。
いい時間でした。
司会 青山かおり
だんだんと秋を感じる瞬間が増えてきました。
昨日夕方に近所の公園の前を通ったら、
ふわりと金木犀の香りがしました。
あの香りだけは、何故かすぐ気づくことができます。
思い返すと
実家の庭に大きな金木犀の木がありました。
犬を飼っていたので、犬のお散歩から帰ると
その金木犀のある家の裏の台の上で
愛犬の足を拭いたりブラッシングをしてから
家の中に入ることが日々の習慣でした。
暑い夏を経て秋がくるとお散歩も心地良く、
ゆっくり愛犬と歩いた後に
金木犀の香りをかぎながら愛犬を綺麗にしていたな、と
その香りひとつから
今はなき実家の庭の光景から何気ない記憶まで
まとめて思い出し、懐かしい気持ちになりました。
人間の五感は記憶と深く結びついているんだろうな
と考えていたら、
先日お打ち合わせをしたお客さまのお話を思い出しました。
小さい頃によくお母さんが作ってくれた煮物が
新郎さんは大好物でした。
新婦さんと出会い、お付き合いを始めてから、
お料理が好きな新婦さんも
煮物を振る舞ってくださる機会があり、
それを食べた新郎さんは
「母さんの煮物と同じ味だ」と
瞬間的に思ったそうです。
お母さんの味付けを新婦さんは聞いたわけではありません。
その、味覚が覚えていた偶然のような奇跡。
食べた瞬間とても感動をした、と
私にお話しくださった新郎さんでした。
ふしぎですね。でも、そんな奇跡こそが
縁 なのかもしれませんね。
金木犀香る秋が
一番大好きな馬場がお送りしました。