BRASS SMILE AND TEARS

	ブラス司会者が綴る コトブキ日和

こんにちは。
ブラス松本です。

6月に入りましたね。
まもなく梅雨入りでしょうか・・・・・
子供は長靴が履けるので大喜びです。

先日の披露宴でのことでした。
会場内はデザートを楽しみながらの写真タイム。
私は司会台で次の進行に向けての準備をしていました。
すると、新郎父が司会台の前で立ち止まり「相談があるんだけど」とおっしゃいました。
この後ある新郎父の出番 代表謝辞についての相談かと思ったら。。。

「二人に謝りたいことがあるんだよね」

数年前に、お父さん曰く 二人にきつい言葉をかけたことがあるらしく、今でも何で言っちゃったのかなと
思っているとのこと。

「職場の上司の方がいるわけではないし、謝辞で私の素直な気持ちを言っても大丈夫だよね」

私は「もちろんです」と答えました。

お父様はにっこりを笑い、お席へと着かれました。
その後の新郎父による両家代表謝辞で、お父様はユーモアも交えながらお二人に、あの時はごめんねの気持ちを伝えていらっしゃいました。

「結  婚  式」
これまで と これからをつなぐ日。

言えていなかった
「あの時がありがとう」
「あの時はごめんね」を伝えられる日。

伝えられたことでより一層これからの絆・信頼が深まっていくんだなあと改めて感じる日でした。


まつもとるみこ