BRASS SMILE AND TEARS

	ブラス司会者が綴る コトブキ日和

家で過ごしてきた日々にも
明るい兆しが見え始めました。
休校だった子供たちも、
いよいよ来月から学校が再開します。

振り返ればこの3ヶ月、
ほぼ毎日子供たちと自宅で過ごしました。
こんなことは、幼稚園入園となるまでの
乳児期以来のできごとでした。

新しい学年になっても始まらない授業、
それでも、先生方から課題を出して頂き、
どうにか少しでも進めていこう…
そんな想いも感じるプリントを前に、
親子で取り組んだこともありました。
新しいことを子供に教える難しさと
いつも先生方にどれだけお世話になってるか
を、改めて痛感した日々でもありました。

子供たちも、困惑もありながら、
生活リズムをそれなりに作って
過ごしてこられたことは、
この自粛生活で取り組めたことの一つ。
これからの力と自信に繋がれば、と
見守っていきたいと思います。

私の司会のお仕事も、少しずつ再開です。
マイクを持てない日々は、
不安と、結婚式ロスとでもいうべく
寂しさと物足りなさに包まれていました。

ヘアスプレーをマイクがわりに持ち、
入場に人気の曲をかけて、
入場アナウンスから、開宴のご挨拶…と
ひとりアナウンスをしていたら、
涙が出てきた日もありました。
早く大好きな結婚式の仕事がしたい…
そんな想いが込み上げてきました。

お幸せなおふたりの大切な1日を、
たくさんのゲストの皆さんと共に
笑顔で迎えられる日を楽しみにしています。

馬場 じゅんこ