BRASS SMILE AND TEARS

	ブラス司会者が綴る コトブキ日和

桃色の可愛い桜の花も
葉桜へと変わり始めました。
なかなか外に出られずとも、
季節が進んでいる事を感じます。

子供たちは休校中ですが、
前学年のドリルやプリントで復習をしたり、
きょうだい喧嘩をしたり、
息子はリフティング、
娘は縄跳びで気分転換をしながら、
長い休みもそれなりにリズムを作り
なんとか元気に過ごしています。

始業式もまだ終えていない子供たちの所へ
昨日、新年度の担任の先生が、
一人一人の家を訪ね、教科書を届けて下さいました。

初めて知る担任の先生
真新しい教科書

先生も私たちもマスクをしながらの
玄関外での数分の会話でしたが、
先生方も先の見えない不安がある中も、

「いつでも始められるように
準備して学校で待ってるからね!」

その言葉に、子供は笑みがこぼれ、
親である私も、心が和みました。

大好きな先生が担任となり喜ぶ子供たち。
教科書に早速名前を書いていた時、
クラスを間違えて書くおっちょこちょいな娘に
じゃっかんの不安はありますが、
新学期を親子で楽しみにしていたいと思います。

経験した事の無いことが日々起こる中、
当たり前のように出来ていた日常や仕事が
当たり前ではなかったのだ、と痛感した
今回の出来事。

一日も早く事態が収束することを
心から願います。

馬場 じゅんこ