BRASS SMILE AND TEARS

	ブラス司会者が綴る コトブキ日和

先日、待ちに待った郵便物が届きました。

遡ること数か月前。
大切な友人から連絡が来ました。

「結婚式を挙げることになったから、
〇月〇日は空けておいて!
絶対に来てほしいから真っ先に連絡したよ☆」

もちろん是非に、と返信をして、
そこからは式の準備に関する相談などのやりとりを。

そして、遡ること数週間前。
「招待状送りたいから住所教えて☆」

この連絡が来てからは、
ポストを覗くのが毎日楽しみでした。

場所が横浜ということもあり、
案内状をじっくり読んで、
当然式場も検索。
どんな式になるのかな~と
今から想像を膨らませています。

招待状ってこんなに嬉しいんだ。
結婚式の楽しみって
こんなところからもう始まっているんだ。

列席する立場になって
初めて気付きました。

花嫁になる子とは
10年以上前に出会った
アルバイトの仲間です。

当時、一緒に過ごしたみんなは
大きくてあったかい店長が引き寄せてくれた
大切な人ばかりで、
たかがバイトかもしれませんが
そんな枠を超えて、
本当にみんな家族のような存在でした。

あの頃過ごした時間と仲間は
言葉では足りない特別な存在です。

それぞれ住む場所や環境が変わっても
帰ってくれば時間を作って必ず会う。
年を重ねても、繋がっていられる相手は
だんだんと少なくなっていくような気がして、
改めて貴重な出会いだったんだと気付きます。

結婚式当日は
当時の仲間がみんな集まります。
全員が一斉に集まれるのは
10年以上ぶりです。

結婚式でもあり、同窓会でもある当日が
今から楽しみで楽しみで仕方ありません。


若杉