BRASS SMILE AND TEARS

	ブラス司会者が綴る コトブキ日和

69才の父が広島県へボランティアに出かけました。

わり当てられたのは、民家の土石を撤去する仕事。
1つの家を20人で担当し、10人づつ15分交代で行う作業。
広島県の温度は37℃。
この炎天下では肉体労働は過酷だ。
それなのに担当した地区だけで、全国から200人が駆けつけてくれたという。

人っていいな。
誰かを想う気持ちにふれた時、本当に温かい気持ちになります。





週末に担当した結婚式。
福島県から来られた方のスピーチがありました。
話のエピソードに含まれていたのは「震災」について。

なぜ結婚式にその話をしようと思ったのか…
理由は
「生きていれば、良い事も、思いがけない事もおこります。
私は多くを経験をしたからこそ、家族の大事さが分かりました。
新郎新婦はこれから家族になります。
思いもよらない出来事が起きたとしても、家族で乗りこえてもらいたいんです。」と。

明るく伝える姿に皆が聞き入り、温かい気持ちになりました。
 

皆さんは、もし結婚式で喋るチャンスに恵まれたら、
何を伝えたいと思いますか?
定型文を読むよりも、今まで経験したこと全てにヒントがあるはずですよ。

菊池