BRASS SMILE AND TEARS

	ブラス司会者が綴る コトブキ日和

こんにちは!
この地域も梅雨に入り、
週末のお天気が気がかりながら、
雨が好き 当日は雨を降らせたい!
そんなカップルには人気な季節です。

おふたりと司会者とが
お打ち合わせをさせて頂く時の
大切な資料のひとつに、
「プロフィール用紙」があります。

その中の項目の一つに、
「小さい頃、どんなお子さんでしたか」
そんな内容の欄があります。

覚えてないなぁ…という方は、
親御さんやごきょうだいに
当時の事を聞いてくださり
書いてきて頂いたりもしますが、

私からは、
当時していた習い事や
夢中になっていたスポーツ、
好きだった時間、おもちゃなど…

さまざまな角度からお尋ねして、
昔の引き出しを開けるきっかけに
何か繋がればな、と思う事があります。

それは、その時夢中だった事が
例えばその後のおふたりの好きなものに
繋がっている場合もあれば、

幼少期から始めたスポーツが、
そのまま今も続ける大切な趣味に
なっている場合もあったりと、様々。

そして、例えば、
新郎様の幼い頃のお話を聴いていると、
お隣にいらっしゃる新婦様が、
「へぇ〜 そんな事してたんだ〜〜」
と、新郎様の新たな一面を知って
喜んでいらっしゃる事もあります。
そうすると、ああ、お尋ねしてよかったな
と思う事もあります。

あと、幼少期の事を色々伺う
もう一つの大きな要因に、
「親御さまやごきょうだい ご家族」
の存在が、私の中では大きくあります。

スポーツひとつとっても、
習い事ひとつとっても、

サッカーの試合は必ず親御さんが
応援に来てくれていたり、
ピアノの発表会に向けて
おうちで練習を一緒にして下さってたり、
幼かった新婦さんは
お兄ちゃんの後ろについて習字に通っていたり、

そこには必ずと言っていいほど
ご家族の存在があります。

少しの間忘れかけていたかもしれない
新郎新婦おふたりの幼かった頃の記憶を、
ご披露宴のプロフィール紹介という
例え少しの時間だけでも、
親御さんやご家族に思い返して頂きたいな
そんな願いが私の中にあります。

ご家族への感謝の想いを
そんなところでも代弁していけたら

そう心に留めながら、
この週末も、マイクを握れたらと思います。

馬場