BRASS SMILE AND TEARS

	ブラス司会者が綴る コトブキ日和

G.W真っ只中。今年は9連休の方もいらっしゃるようで、思い出がたくさんできるのでしょう。

私のG.Wもたくさんの結婚式。
様々な思い出となる場面に立ち会いました。

司会者になる前、PJとして一緒に働いていた仲間が列席したり、
以前司会をさせていただいた新婦さんに再会したり。

嬉しい時間を過ごしています。

そして、今年のG.Wの一番心に残るシーンとなったのが。。。

新郎さんのお言葉。

ほぼ100%に近い確率で、新郎さんは「新郎謝辞」をドキドキしながら迎えます。

ちゃんとしゃべれるかな。
頭真っ白になったら、どうしよう。
何を言ったらいいかな。
噛まずに言えるかな。
泣いたらどうしよう。

そうですよね。

中には謝辞で頭がいっぱいで、緊張しっぱなし。
という方もたくさん見てきました。

でも、この日の新郎さんは。

「結婚式の新郎って、いわば、付録。おまけ。
ずっとそう思ってきました。
だから、僕はわき役で。。。
でも、違いました。」

そんな言葉から始まった新郎謝辞。

きっと、事前に準備されていたご挨拶は全く違ったはず。

ただ、その言葉から分かったのは、この日がどれだけ楽しく、幸せだったのか。

ゲストのみなさんに感謝を伝えたい。楽しんでもらいたい。
そんな思いで迎えた結婚式は、ゲストを想う気持ちと同じくらい、お二人の事を皆さんが祝福し、また感謝の気持ちが膨らんだものでした。

それぞれの思いが集まって、その思いが形になった時。想像以上の感動と感謝のビッグウエーブが生まれます。

その瞬間を肌で感じ、実に幸せな気持ちになりました。

結婚式っていいもんです。
やっぱり涙があふれてしまうトミーこと吉富でした。