BRASS SMILE AND TEARS

	ブラス司会者が綴る コトブキ日和

台風を心配する週末が続き、やっと今週末は晴れ晴れとした気持ちで朝を迎えられました。

自称晴れ女、トミーこと吉富です。

今日は先日の結婚式でのほっこりしたお話。

この日の新郎新婦さん。とっても明るくて、みんなから愛される素敵な笑顔のお二人。
特に花嫁さんは、どんな場面でも冗談を言って笑い飛ばす。太陽のようにパッと明るい人柄。

ゲストへの席においてあるメッセージも、感謝のお手紙も、ユーモアたっぷりのあたたかいもの。

そんな花嫁さんが選んだ中座相手は弟さん。

もちろん、弟さんのことを事前に打ち合わせでお聞きしても
「そんなに仲いい方じゃないけど、二人で歩いてもいいかなぁ。って思って。
 最近彼女と別れて、凹んでるみたいなんで」
と、笑っておっしゃるんです。

その時の表情、話し方。兄弟愛というものを感じた気がしました。

いざ、当日。

その弟さんは、挙式の結び、お二人退場の時。
止まらない涙を必死にぬぐい、あげられないお顔をくしゃくしゃにして花嫁であるお姉さんの後姿を見送りました。

私が打ち合わせで感じた兄弟愛は、間違いないものだったのだ。と、確信した瞬間です。

中座の場面では、新婦さんと同じように照れながらも嬉しい気持ちをお話し下さった弟さん。
兄弟って、言葉にしなくても伝わる思いがあり、一緒に過ごし、成長し、思いやる思いがあるからこそ、その時湧き上がる特別な感情があるのだな。
改めて感じました。

やっぱり兄弟って、いいもんですね。
やっぱり家族って、いいもんですね。

これから結婚式を挙げるみなさん。
是非ご家族と中座してみてください。

弟から、中座相手は姉ちゃんで。と、呼ばれる日をずっと待っている吉富でした。