BRASS SMILE AND TEARS

	ブラス司会者が綴る コトブキ日和

いつの間にやら、夏。ですね。
お天気なのは嬉しいですが…
夏は大好きですが…

ちょっと早い夏の訪れに、少々体がついて行けていない、トミーこと吉富です。

さて、今日は結婚式でのミラクルのお話。

人前は苦手です。
気持ちを伝えるのは恥ずかしいです。
絶対泣きたくないです。
手紙なんてとてもじゃない、読めません。

結婚式目前に、打ち合わせでぽろりと出る、新郎新婦さんからの心配事。
そりゃそうですよね。

でも、結婚式って、たくさんのありがとうや普段なかなか伝えられない想いを伝えるのに最高の場所です。

普段は無口。できるだけ、さらっとスマートに済ませたい。
そんな方も多い中、先日の結婚式で出会った最高に素敵な時間。

その日の新郎さんもどちらかというと、口数は少なく、目立つことは苦手なタイプ。

そんな新郎さんが、新婦さんへサプライズでプレゼントとお手紙を用意されました。
でも、恥ずかしいから、自分では読めません。トミーさんから読んでください。

控えめで、シャイな新郎さんが、精一杯頑張って準備したサプライズ。
代読を頼まれた私は、彼らしいな。と代読を引き受けました。

披露宴も折り返し地点。お色直し入場でその時はやってきます。
それまで、お友達に囲まれ、とても楽しそうに、見たことのない笑顔をたくさん見せてくれていて、もしかしたら。。。

「この後のお手紙、ご自身で読んでみませんか?」

と、私からの問いかけに、

「はい!」

何かがはじけたように新郎さんの表情が変わり、見事ご自身のお気持ちを皆様の前で伝え、とても感動的なシーンになりました。
この後、お二人がハグをし、会場中が幸せな気持ちになったのは言うまでもありません。

結婚式では今までの秘めていた想いを思いっきり伝えることができる、最高の舞台です。
新郎新婦お互いだけでなく、普段伝えるのが恥ずかしいご両親やご家族にも。

ぜひ、結婚式のちからを借りて、ミラクルを味わいませんか?
最高の瞬間のお手伝いは、全力でしますよ!