BRASS SMILE AND TEARS

	ブラス司会者が綴る コトブキ日和

こんにちは。小幡です。

最近、春の穏やかな日々を感じながらも

先日は、汗ばむほどの陽気で初夏を想像

してしまいました。

皆様はいかがお過ごしでしょうか。

 

さて、先日の披露宴において涙溢れる感動の瞬間が

ありました。

それは【新郎中座】のシーン。

エスコート役はサプライズでお母さんです。

 

打合せの中で「なぜお母さんをエスコート役に選びましたか」

と伺うと、「何となく」と言うお返事でした。

 

しかし、お話を進めていくと、お母さんには今まで

心配や苦労をかけ、あまり会話をした事が無いとの事。

思春期にはお母さんを泣かせてしまったエピソードも…

 

中座の時間となり、新郎さんが照れながらもお母さん

を呼ぶと、驚いて立ち止まっている様子でした。

しばらくすると、新郎さんの横に到着。その瞬間

お母さんの目には大粒の涙で溢れていました。

 

そして新郎さんの目にも涙が。

 

お母さんの一言「おめでとう」。

新郎さんの「ありがとう」。

 

たくさんの言葉が無くても分かり合える親子の絆に

会場内も涙が…

 

想いは届きました。

 

お開き後に新郎さんから

「泣くつもりは無かったけど込み上げてきました」と。

 

きっとその涙は「ゴメンとありがとう」の両方

そして嬉し涙だったと思います。

 

更に印象的だったのはその様子を見つめるお父さん

の姿です。

時間を越えて家族が一つになった瞬間でもありました。

まさに新しい家族の誕生です。

 

改めましてご結婚おめでとうございます。

どうぞお幸せに!

 

今回は小幡大がお届けしました。