BRASS SMILE AND TEARS

	ブラス司会者が綴る コトブキ日和

こんにちは。
過ごしやすい毎日が続いていますね。

さて、偶然にも、今日は娘の誕生日です。
7歳。
ふと、7年前の今日を思い出しました。

二人目の子だったので、出産はちょっとは慣れたもの。
と思いきや。
かなり緊張して病院に向かったのを覚えています。

何と言っても我が家は二人とも逆子!
何をしても直らず、帝王切開手術。
1回切ってるから。と油断したのも束の間。
一人目は全身麻酔。二人目は部分麻酔。

先輩ママたちから情報取集したものの、やはり不安で…

いざ予定時刻。
手術室に入ると、それはそれはドラマで見るような光景が広がり、
心拍数はMaxです。

先生たちの会話もすべて聞こえてきます。(意識あるのでもちろんですが。)

時折聞かれる、「だいじょうぶですか?」

なんて答えるのが正解なんでしょうか?

「はい」としか言えない自分がいましたね、確か。


しばらくして娘が生まれ、
先生の「あ、思ったより小さかったねぇ」
の一言に、どれほど焦りを覚えたか。

2500gに満たない娘。
(今は2500gなくても低体重児と言わないそうですが。)
小さくて、元気いっぱいに泣く姿を見たときは、
嬉しくてうれしくて涙がぽろぽろ出てきました。

月並みですが、「私たちのところへ生まれてきてくれてありがとう。」
心から、そう思いました。

誰もが持ってる大切な日。誕生日。
生まれた日のことを聞いてみるのもいいものです。

そして、結婚式でも、人前結婚式では「ファーストページ」
生まれたときのことをご両親にお聞きして紹介する。

そんなシーンもあります。
新郎新婦はもちろん、ご家族、ゲストの皆さんに、お二人の
はじまりの日を知って頂き、お二人が第一歩を踏み出す。

毎回私は、ファーストページの原稿を、溢れる涙をこらえながら読んでいます。

娘が嫁ぐ日には生まれた日のこと、伝えよう。

おめでたい日にしんみりしてしまったトミーこと吉富でした。