BRASS SMILE AND TEARS

	ブラス司会者が綴る コトブキ日和

なんだか最近、色々な「初めて」が続いていて
「初体験」に恵まれています。

そのうちの一つ。
先日、お休みの日に久々の遠出で
大阪へ行ってきました。

大阪自体は何度も訪れていましたが、
初めてお笑いライブを見に、
なんばグランド花月へ行ってきました。

これまで映画やミュージカルはありますが、
“お金を払って笑いに行く”というのは初めてでした。

劇場周辺は平日にも関わらず、ものすごい賑わい。
毎日3~4回ショーが行われていて、
日替わりで何組もの芸人、落語家が出演しています。

私がその日見た回には、西川きよしさん、
宮川大助・花子さんがいました。

ほかの方々も勿論プロを感じましたが
この2組は別格でした。
一般人の私にも分かる程の抜群の安定感。

会場の空気が変わるのを肌で感じ、
思わず前のめりになりました。

特に西川きよしさんは
「どこから来たの?」
「団体さんは何関係の方?」
「ぼく小学何年生?」など
お客さんとのやりとりをしながら進めていて、
その中で
「○○といえばこういう話があって…」
とネタにつなげていました。

事前にネタや順番は考えているのかな?
持ち時間も感覚で身に付いているのかな?
など何もかもがスーッと流れるような進行で
言葉のマジックを見ているようで、
とにかく感動しました。

ラストは本場の吉本新喜劇。
定番のネタに「わぁ、本物だぁ」と、わくわくしました。

こんなに笑ったのは久しぶりかもしれません。
プロってすごい‼と感動の一日でした。


若杉ゆきこ