BRASS SMILE AND TEARS

	ブラス司会者が綴る コトブキ日和

こんにちは
松岡です


先日の結婚式でのことです

来賓の方のごあいさつで
こんなお話がありました

その方は
親御さまと親しくお付き合いされている方で
お話ししてくださったのは 
お父さまとお母さまのエピソードでした 



お母さまは目を悪くされていて
ある時
思いきって手術を受けたそうです

手術は無事成功

これまでぼんやりとしいていた世界が
はっきりと見えるようになりました

あ〜良かった

ホッとしたのもつかの間

よく見えるようになったという事は
今まで見えてなかったものが
見えるようになったという事

見たくないものも
見えてしまうという事…


「お父さん、わたし顔に線がある…」
  
鏡に映った自分を見て
お母さまはおっしゃったそうです

その言葉に
お父さまは優しくこたえました

「俺にもあるよ」



なんて愛のある会話!
そう思いませんか?

何十年という年月を一緒に過ごしてきて
こんなに素敵な言葉がかけられるなんて

お互いに年輪が刻まれての
優しさに満ちた夫婦愛に
とてもとても心が温かくなりました