BRASS SMILE AND TEARS

	ブラス司会者が綴る コトブキ日和

パーティーの最初にはよく

「祝辞」

があります。
会社でお世話になっている方や
親戚の皆様を代表して、
お祝いの言葉を送って下さいます。

先日、とても感動的な話を聞いたので
紹介しますね。

新郎さんは、結婚が決まったと同時に
北海道への転勤も決まってしまいました。
もちろん、新婦さんも一緒に。
新婦さんにとっては、産まれ育った土地を
離れて不安も多い旅立ちでもありました。

「ほんとにごめんなさい」
新婦さんへのその言葉からはじまったお話。
まもなく結婚することは知っていたけど
北海道にはどうしても彼が必要なんです。
と言う熱いお話でした。

そして、新婦さんに差し出されたぬいぐるみ。

「寂しくなったらこの子を使って下さい」


と、ドラえもんのぬいぐるみを
プレゼントされました。

会社内は笑いでいっぱいです。

「ドラえもんはポケットの中に
どこでもドアを持っています。
つらい時淋しい時、愛知のご家族や友達に
どこでもドアで会いに行ってください。」


優しさのいっぱい詰まったお話でした。



どこでもドアがあったら
あの日に帰りたい。。原口でした。