BRASS SMILE AND TEARS

	ブラス司会者が綴る コトブキ日和


最近どんどん暖かくなってきましたね。
春のお花も咲き始めて
町がカラフルになって見てるだけで幸せです
さて、以前はDVDマイベスト3のうちの
一つをご紹介しましたが
今日は不動の1位のご紹介です。

有名すぎて誰もが知ってるこちらです。

プラダを着た悪魔








ハイ、王道でごめんなさい。
好き過ぎて50回以上は観ちゃってます。

なので、セリフも、仕草も、
各シーンで着ていた服も
全部覚えています。

この映画をきっかけに、
アン・ハサウェイが大好きになり
彼女の作品はほぼ全部、チェックしました
ケータイの待ち受けはもちろんですし、
中にも何十枚の画像が入ってます
アカデミー賞を受賞した
「レ・ミゼラブル」も素晴らしかったんですが
主演で輝いていた「プラダ…」の方が
アンの可愛さが全面に出ているので
個人的にはこちらが好きです。


そして「プラダ…」が好き過ぎて
先日こちらも観てみました。

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「ファッションが教えてくれること」

こちらは世界的に有名な雑誌「ヴォーグ」の
編集長アナ・ウィンターを追った
ドキュメンタリー映画です。
「プラダ…」に出てくる鬼編集長、ミランダの
モデルになった人、といわれています。

仕事に誇りを持って
ストイックに頑張る女性は
輝いていて本当に素敵です。

ファッションは
心も明るくすることができると思います。

結婚式の打ち合わせでも
新婦さんと衣装の話をする時間が好きです。

嬉しそうに写真を見せてくださったり
選んだ決め手や
お気に入りのポイントを聞いたり
女子トークになってしまうので
新郎さんは、しばしぽつんとされていますが 笑。

自分にぴったりの最高の一着で、
大好きな人の隣で
大切な人たちに囲まれる瞬間。
結婚式の良さの一つだと思います。


春になってお花同様、
お店の服もカラフルになって
テンションが上がった若杉でした

こんにちは。
辺見えみりさんの髪型をマネしていたのですが、えみりさんはエクステを付けてロングヘアになってしまったので
「松本るみり」は「松本るみこ」になりました。
次にマネしたい髪型は真木ようこさん。真木るみこになれるのでしょうか・・・
しばらくは、松本るみこをよろしくおねがいします!


先日、打ち合わせをした際に新郎さんから

「時間があればいいですけど~ うちの父親が僕にワインを
プレゼントしたいっていってるんですけど、時間があればでいいんですど。。。」

「あります!!あります!!
 どんなワインなんですか」

「僕が生まれた年に作られたワインです」

「結婚のお祝いに、ご用意くださったんですか」

「僕が生まれた時に買ったらしく、家のワインセラーにずっと入ってます。
 2歳下の弟が生まれた時も買っていて2本並べて入れてあります。
 結婚するときに渡したいと思ってたみたいです」


新郎さんは、28歳。
弟さんは26歳。
そのボトルをワインセラーから出すときはどんな気持ちになるんだろう・・・


結婚式当日、お父さんの言ってくださった言葉。

「今日は、僕の28年越しの夢が叶う日です。
 息子が生まれた時に買ったこのワイン。
 
 渡せる日を楽しみに今日まで過ごしてきました
 やっと今日がきました」

高々と掲げられたワインのボトル。

受け取ったボトルを握りしめる新郎さんの姿を何も言わず、じっと見つめるお父さん。


28年の熟成時間は

成長の時間

家族の時間


時を経て深みが増す・・・
ワインも家族も一緒かもしれませんね。


結婚式が終わってから、お父さんと話す時間がありました。

「お父さん、次は弟さんの式で渡すのが楽しみですね」

「実はそれの他にもう1本あるんです」

「何のお祝いの分ですか」

横にいるお母さんを指さしながら
「僕らが、60歳になった時に飲む分」

するとお母さんが
「その時まで仲良くしていられるかなあ~」

3人で笑いました。


1つのストーリーの向こうに、もう1つのストーリー。
もう1つのストーリーも見れるのも、司会という仕事に携わっているからこそ。
一つでも多くのストーリーを見守っていきたいです。


ブラス
松本留美子
















 




こんにちは!
加藤みゆきです。

暖かくなったと思ったら、また冷たい風が吹いたりして
体調管理が難しい季節の変わり目ですね。

さて、今年の私は、しばらく結婚式の現場から離れて過ごしています。
結婚3年目にして、待望の赤ちゃんを授かることができたので
今は自分の体の日々の変化を楽しみながら、のんびり過ごしています。


そんな中、
先日、司会者の皆さんが集まったミーティングに参加してきました。

社長や専務も現役司会者であるブラス・・・
司会者は先輩も後輩も、みんな同じ目線で話し合いをします。
良いアイディアがあれば、みんなで共有する。

私たちはライバルではなく、仲間なんです。

世にある大多数の結婚式場は、司会事務所と契約し
司会者は事務所から派遣され会場に入る、これが一般的ですが
私たちはブラス専属の司会者。
つまり、会場スタッフと同じ立場で結婚式当日に臨みます。

私たちは主従関係ではなく、仲間なんです。

会場のスタッフさんへの遠慮や気遣いに使う神経を
すべて、「最高の結婚式」を作る労力へ向けることができるわけです。


日本全国の司会事務所を見て周ったわけではありませんし
他の結婚式場でたくさん司会をしたわけではありませんが
ブラスの目指す司会者のあり方は1番だと胸を張って言えます。


今年はなんと!
義妹2人と実の兄、そして、以前勤めていた会社の後輩が
ブラスの会場で結婚式を挙げます。

「ウチの結婚式は1番だから!」と営業した甲斐があります。笑


さっそく1月に義妹の1人がブルーレマン名古屋で挙式しました。
私も初めて、ブラスウェディングのゲストになりました。

2013年1月26日美奈ちゃん結婚式 101















途中、ウェディングケーキのイベントでマイクを持たせてもらうチャンスが!

つわりで苦しみ、出席できるかどうかも危ぶまれていたのに
マイクを持ったら、この笑顔^^


やはり、司会は私の天職です!笑


司会者の立場からも
ゲストになってみても
「ウチの結婚式は1番だから!」




東日本大震災から2年。

今でも陸前高田市のあの日の
映像が目に焼き付いています。

何もない瓦礫の中に、一つだけ
ぽつんと残された建物。
それはホテルでした。

週末にはきっと結婚式の予定も
あったでしょう。
何着も試着して、お気に入りのドレスを決めた新婦さんや
息子の晴れの日を楽しみにしていた親御さんの気持ち。
それを思うと涙があふれました。

あれから2年。

当時何も出来ない自分が
歯痒い毎日でした。
それは今も変わらずです。
でも、もしかしたら
私みたいな方、多いんではないでしょうか。

そんな方にぜひ見ていただきたい映画があります。


『遺体 明日への十日間』

映画というより、
原作の石井光太さんが体験した
ドキュメンタリーです。
寒い、痛い、冷たい、怖い、悲しい、辛い、愛おしい、憎い、
たくさんの感情で
あふれています。

こんなにも、こんなにも…。
と、被災者の方々の
想像を超えるご苦労を
感じることができました。

見た人の心にも
あの3・11の記憶が
強く残るはずです。


何もできない私に出来る事は
『決して忘れない事』
です。

3年目の春。
被災地にもたくさんの桜が咲きますように。


原口なお美

暖かくなってきましたね~
週末は20℃を超えるとか

結婚式シーズン到来ですね♪


これまでたくさんの結婚式に
携わらせて頂いて
たくさんの余興を見せていただきました

その中で
いつかここで紹介したいと思っていたものがあります

とってもと~っても感動した余興を
報告させてください



新婦さんのお父様が
合唱団に入っているということで
余興として歌を披露してくださいました

事前に聞いていたのは

① 合唱団の皆様がたくさん来てくれる
② 司会者の合図で入場
③ お父様と一緒にMCを挿んで3曲歌う

お父様に伺ったところ
合唱団の平均年齢は60歳以上で
お父様はかなり若手だとのこと

私の仕事は合唱団の皆様の呼び込みです


さあ
余興の時間がやってきました

「お父様と男声合唱団の皆様です!
 お願いしま~す!!」


扉が開くと同時に登場したのは
ニコニコ笑顔のオジサマ達

真っ赤なシャツに黒いパンツスタイル

手には
これまたお揃いのカラフルな可愛い扇子

どーもどーもと入ってきたオジサマは
なんと20名以上!

前後2列に並んだ真ん中に
お父様の姿が見えます

どんなショーが始まるのかドキドキです


そして1曲目を歌い始めたとたん!

一瞬にして会場の空気が変わりました

歌声の素晴らしさと
そして何よりも
オジサマ達のエネルギーで!!

会場中の何もかもが
ほとばしるパワーに包み込まれていて
私の眼には
空気の色さえ変わったように見えました

2曲目はオリジナルソング
嫁ぐ娘に送る父の歌

この歌で涙している方がたくさんいらっしゃいました

そして3曲目は明るく元気な歌

門出の日にピッタリな
元気いっぱいの歌でした



私が何より感動したのは
オジサマ達の溢れるパワー!!

最年長の方は
80歳を超えているにもかかわらず
どなたもピンと背筋が伸びていて
とっても若々しい!

そしてそして
なんといっても
皆さんの笑顔が素敵過ぎ!

こんな風に歳を重ねていきたいな~と
思わずにはいられませんでした


パワフルなオジサマ達に出会い
日本の未来は明るい!と
うれしくなった松岡でした

こんにちは


昨日は司会者の勉強会がありました。
この勉強会は
数ヶ月に1回のペースで行われています。
披露宴ではもちろん
司会者は1人だし
会場で他の司会者さんに会うことはあまりありません。


何気ないことでも
いろいろと意見の交換ができるので
参考にもなりますし
毎回とても楽しみにしています。



今回は席次表の肩書きが
時代と共に少しずつ変化してきている・・・
という話を総支配人からいただけたり



新郎新婦のプロフィールや
インタビューについてなど
普段は聞けない意見がいろいろと
司会者さんからいただけて
とても参考になりました。



そのなかで
チャレンジすることを恐れず
司会に臨んでくださいという言葉がありました。



司会を始めてから間もない頃は
すべてが「初」の経験で
チャレンジの連続でしたが


慣れてきて自分のペースが出てくると
どうしても自分の枠にはめたくなります。


だけど絶対に忘れてならないのは
「それぞれの新郎新婦にとって最高の結婚式を創る」



私たちはこのために
これからもチャレンジし続けていきたいと
あらためて思いました。

司会者写真









チャレンジするぞ!寺岡でした。



こんにちは。
暖かいなぁと思ったら寒い日が続いたり
簡単に春はやってきてくれませんね。

みなさんは今年の目標、
覚えていらっしゃいますか?

私は手帳に書きとめてしまったので
忘れたくても忘れられません。

その中の一つに
「本をたくさん読む」
と書きました。
手帳に、今年に入って
読み終えた本の冊数とタイトルを書いて
なんとか達成感を得ようと頑張っています。

先日発売されたこちらも
もちろん手元にあります!!

「ウェディングプランナーに
なりたいきみへ
~笑いと涙の結婚式~」


装丁 帯あり
先日お会いしたパートナー企業さんが
「載ってる方からのサインを集めたいんです!!」
と、掲載プランナーさんの直筆サインを
本に書いてもらっていて
思わず笑ってしまいました。

今年はとにかくたくさん読もうと思い
たくさん買い込みました。

そして最近、
大切な本に出逢いました。


こちらは納棺師をされている著者の実話です。
少し前に話題になった映画「おくりびと」も
心を打たれましたが、こちらは、実話。
やはり読み手の気持ちも変わります。

読んでいると
電車の中でもカフェでも
人目をはばからず涙が出てしまい
ページをめくる手が
止まってしまうことが何度もありましたが
命の大切さや自分の知らない世界、
ここには書き切れないたくさんのことを
知ることができました。


納棺師と結婚式の司会者、
かけ離れた世界かもしれませんが
“人の心に寄り添う”という点では
同じなのかもしれません。

私は知識も経験も少ないので
周りの方や本から
教えてもらうことばかりです。

今でさえ、この本の素晴らしさを
伝え切れていない自分が
もどかしいくらいです。

日本人なら絶対に忘れてはいけない
3月11日を前に
ぜひ読んで頂きたい本です。


司会者:若杉由紀子

こんばんは。

今日は平日はでした。





打合せの時、新郎さんが

お色直しで中座する際

一人でササッと歩きます。

と言うので…







せっかくですから

どなたかと歩いて

思い出に残しましょう!

では、担当プランナーと私で

選んでおきますので

当日楽しみにしていて下さい!笑







そう言って、エスコート役を

どなたにしようか迷った結果

ご両親を選びました。







新郎さんが小さい頃

仕事が忙しくてなかなか

相手をしてあげられなかった。

と言う、お父さんお母さんは

涙を浮かべながらも嬉しそうに

我が子の手を『ギュッ』と

握っていました。







一人で歩く。なんて言っていた

新郎さんは……







ご両親と繋いだ両手を

嬉しそうに高くあげていました。









ご両親を選んで良かったです☆

(担当プランナーも私も自画自賛)笑









お父さんお母さんと手を繋ぐ…









普段なかなかしないから

恥ずかしいかもしれないですね。













でも……













だから、いいんです!









お父さんお母さんは嬉しいです。

いくつになっても子供は子供。

(うちの母がよく言います)







手を繋ぐことで両親は

我が子の成長を感じたり。

逆に、小さい頃は

あんなにも大きくて守ってくれた

お父さんお母さんの手が

小さく感じたり。







これからは

お父さんお母さんを守るのは

自分なんだな…と感じる瞬間。

でもあるかもしれません。









改めて思いました。









『手を繋ぐ』って良いですね☆









浅井

立春を過ぎましたが、
まだまだ寒さは続きますね。
今朝は雪がちらついていました。
嬉しいのは、子供と犬くらいでしょうか・・

ところで今日は22日。
毎月22日は「夫婦の日」らしいです。

そこで、日本一有名なご夫婦のお話を。
そのお方は!
『お内裏様とお雛様』

私のお雛様はだるま雛でした。
三人官女も五人囃子もいない
まんまるのお雛様。
ですが、私と妹はこの愛らしい
お雛様が大好きでした。

そして私にも娘ができ、
お雛様を用意することになった時
たくさんのお雛様を見に行きました。

豪華な段飾りのお雛様や
お上品なお顔立ちのお雛様。
収納まで考えられていたり
お着物にもこだわりがあったりと
お雛様ってすごいんです!

「女の子がお嫁に行くまで
守ってくれる大切なお人形です」

お店の方にそう言われると、
おじいちゃんおばあちゃんも
はりきっちゃいます。

でもやっぱり私は
「だるま雛」が好きなんです。

そこで、当時彫刻を勉強していた妹に
だるま雛の制作をお願いしました。

これが娘の「お雛様」です
SBSH0063









まんまるなお顔に癒されます。

お雛様。
娘をどうかやさしく見守ってください。

ここで一句
だるま雛 なんだか私に 似ているわ

・・・・原口でした(汗)

こんにちは


今日は以前
披露宴中、新郎のお父さんが
代表謝辞で話してくださったお話しをご紹介します。


人生は9の段


9×1=9
9×2=18(答えの1と8をたすと9になります)
9×3=27(答えの2と7をたすと9になります)
9×4=36(答えの3と6をたすと9になります)
9×5=45
9×6=54




という具合です。

人生はどこまでいっても苦しいことが多いのかもしれない
だけど2人なら違った答えが出てくる

そんな謝辞だったと思います。


私はなるほど・・・と思いました。

苦しいことが多い人生も
2人なら掛け算で喜びは2倍
割り算で悲しみは半分になります。



よく聞く言葉ですが
やっぱり結婚の幸せはそれに尽きますね・・・。



「人生は9の段」





深いな・・・

あらためて感じた寺岡でした。