2023年3月21日、侍ジャパンがWBC制覇を成したことは
誰しもが印象に残っている出来事でしょう。
栗山監督の著書を拝読すると、
「毎日ノートと向き合っている」
「何気ない一日の終わりにもペンを取る」
そうです。
なぜそうするのか。
選手のために、チームのために、監督の自分に何ができるのか。
自らの役割を自問自答する日々を送り、野球を、そして人生を学ぶ。
書き続けたノートは人生論を紡ぐ存在になっているそうです。
また、栗山さんは
「いざは常、常はいざなり」の心持ちで、これから直面するであろう
課題や難題を想定して、緊張感を持って毎日を過ごす。
昨日よりも今日、今日よりも明日と少しでも成長させるために、
至らない自分、成熟していない自分、中途半端な自分、
気づけていない自分を認識する意味でも、
戒めとなる言葉を様々な書物から抜き出しノートにしたためる。
それを時には何度も書くことで、その言葉の意味や本質を
体に刻んで自分を叱咤する。
だそうです。
意識の違いに痛感される私。
また、
ひとつの言葉が持つ意味は、ひとつではない。
一般的な解釈は勿論あるが、その時々の心持ちによって、
響き方も違ってくることもあるので、見直す必要性をとても重んじていました。
私自身、スケジュール管理を目的として手帳を使っているが、
日々の「感想」なるものは特別書き綴ることはなかった。
日々のTODOを記入するだけでも精一杯。
また、思い返すためにわざわざ手帳を開き直すことは
あまり無いと踏んでいたからだ。
でも、今日から一言でもいいからペンを取ろうと思う。
それが未来への宿題となり、最終的には人生の答え合わせになるやもしれない。
「継続は力なり」の精神でやってみます。
総務部 西村