『SDGs』を見たり聞いたりする機会が多くなってきたように感じます。
私が学生だった数十年前は「地球温暖化」という言葉でしたが、
当時の私は身近に感じることではありませんでした。
しかし、ここ何年かの気温上昇や台風の発生時期の変化や突然の大雨など、学生時代と比べると確かに違っていると感じるようになりました。
『SDGs』について何ができるのかをより意識するようになりました。
例えば、買い物では、食べきれる量を買う、消費期限の近い手前に並んでいるものから選ぶなど
二酸化炭素の排出量を削減する取り組みとして、
コンポスト をご存じでしょうか
コンポストとは「堆肥(compost)」や「堆肥をつくる容器(composter)」のことです。
家庭からでる生ごみや落ち葉などの有機物を、微生物の働きを活用して発酵・分解させ、昔から伝承されてきました。
家庭から排出される二酸化炭素のうち、約4%がごみからだそうです。
家庭ごみの多くが可燃ごみで、そのうち40%が生ごみといわれます。
ただ、その生ごみの80%が水分なんだそうです。
食べ残し、調理ででた食材くず、傷ませてしまった食材など
水分が残っていると、においの原因にもなります。
生ごみを出す前に水分を切ることで生ごみ量は減り、
水分を切った生ごみをコンポストを利用し堆肥にすればさらにごみの削減となります。
堆肥となった土を利用し、植物や家庭菜園を育てれば
家計にもやさしい!
手をかけたものほど可愛いのか、ガーデニングをこれまでしてこなかった私ですが、
休日には水やり、落葉を集め堆肥づくりをしています。
便利さを求めて廃棄するは簡単ですし、廃棄されたごみがその後先にどのような状況となっていくのか・・
目の前に見えてこないからこそ、いま『SDGs』の取組みを発続けていくことが重要なんだと感じます。
今の生活を変化させることってなかなか難しいことですが、
より良い未来に向け、できることからチャレンジしていきたいなと思います。
これから年末年始で家で食べる機会が増え、ごみ回収も休みになるため、
ごみを減らす工夫として、コンポストを利用してみてはいかがでしょうか。
堆肥にした土でチューリップが来春きれいに花咲くことが楽しみな総務部の井上でした!