こんにちは
総務部田中です
「年金手帳」が来年4月から廃止されます
今までは国内居住者が20歳になり、自動的に国民年金被保険者になると
保険料納付書と同時に手帳が送られてきましたが、
これが廃止されます
年金手帳は、自営業者の国民年金と務め人が入る厚生年金などを
1冊で管理して、転職して加入する年金が変わっても一元管理する狙いで
導入されました
色は発行時期によって表紙の色が2種類あります
1974年から1996年までの間に発行・・・オレンジ色
1997年以降に発行・・・青色
年金手帳には、自分自身の年金情報が書かれています
特に重要なのは、手帳見開き2ページ目
基礎年金番号と名前、生年月日等が記載されています
ここに記載されている「基礎年金番号」が非常に重要で、
年金制度加入時に割り振られ、
生涯変わらない「1人1つ」の固有番号として
個人と年金記録にひもづいています
年金保険料の納付状況の確認や、年金受給の際に使われます
2016年から行政手続きで使われているマイナンバーも、
日本に住む全員が持つ生涯変わらない「1人に1つ」の固有番号です
現状では、税と社会保障と災害対策の3分野で使われており、
年金記録ともひもづいています
年金の手続きがマイナンバーで可能になってきているようです
来年4月以降は手帳の代わりに「基礎年金番号通知書」が送られる予定です
今もっている年金手帳は、年金手帳廃止後も
基礎年金番号の証明書類として使えます
ただし、手帳の再発行はできなくなるようです