こんなタイトルで、昔、詩を書いた様な気がします。
こんにちは。ファンマーケティング室の若杉です。
秋の夜長のお供に、1冊の本を紹介します。(読む読まないは別として)
大学生の頃、私のいた学科専攻は、卒業論文ではなく卒業制作でした。
そして自身がいたゼミが「現代詩ゼミ」という、かなりニッチなゼミでした。
小学生から高校3年までほぼ毎日水泳生活を続けていた自分が
180度違う文系の専攻を選択し、さらに文学系のゼミを選ぶという
チャレンジの様な選択をしました。
知らない世界を知りたいという欲求に駆られたのでしょうか。
でも、そこで得たものは多くそして大きく
実際に、今の生きるスタンス(大げさだけど本当)に影響を与えたと言っても
過言ではありません。
「詩とは感情の神経を掴んだものである。生きて働く心理学である。」
(萩原朔太郎『月に吠える』序文)
あ~名言ですね。
詩って、絵や写真と一緒に副えてある文章みたいに
捉えられがちですが、決してそうではないのです。
分かりやすく言うと「あるあるネタ」の文学版みたいな。
あ、しまった。相当軽くなってしまった。
(いや、あるあるネタもしっかり考えられているから、さほど軽くはないか。
そしてあくまでも若杉の見解)
詩によって、読んだ後
「あ、そうそう、それそれ!」や「あ~そんなとこ突いてくるか~。」
という感覚におそわれたり
想像を思いっきり飛ばしてくれるので
ただ素直に、文字、言葉、文章を追うだけで
一枚の絵画が頭の中で描けるような感覚。
はたまた、小説を読んだ様な感覚。が味わえるのです。
そして、何度も推考を重ねた結果
出来た一冊がこちら。
何を思ったか、ブラス入社前、内定者時代のブラスクリスマス会で
「自分の作品です」と社長にプレゼントしたのを覚えています。