こんにちは。本日のブログ担当は総務部稲山です。
今回から私の担当の際は、新オフィスについて少しずつ皆さまにお伝えしていけたらいいな…と思っております。
第一回目は4Fのご紹介です。
4Fのテーマは
“BRASSブランドを表現するフロア”
初めてブラスを訪れる方の窓口や、パートナー企業との打合せ場所にもなるこのフロアは、顔となるエントランス正面のイメージを特に大切にしました。
実は、当初のデザイン案からは大きく変更になりました。
第一案は、エントランスにアイアンのゲートがあり、グリーンが生い茂ったようなデザインでした。
デザイン会社さんにブラスの企業案内や会場パンフレットをお渡しし、そこからインスピレーションを得てのご提案でした。
確かに、ブラスにはオランジュベールをはじめとする煉瓦やアイアンのデザインが目を引く人気の会場があります。
その会場の印象が、初めてお付き合いをするパートナーさんには“ブラスらしさ”として特に強く残ったんだな…と、気付きになりました。
ただ、それをそのままブラスの本社オフィスデザインに持ち込む事は躊躇われました。
ブラスには、他にもたくさん優れたデザインの会場があり、それぞれに個性があります。
そして、そのどれもがブラスらしい場所だと思っているからです。
では、このエントランスをどう見せたいか。
答えがなかなか出せないでいたところ、オフィスのデザイナーさんがその想いを汲み取り作成した第二案が届きました。
キーワードは“コーポレートカラー”と“ブラス(真鍮)”です。
ブラスにとって普遍的な“色”と“素材”を使いエントランスを表現した第二案は、程よく“今っぽさ”もあり、即採用を決めました。それだけでなく、そのエントランスのデザインをベースに、ブランドを表現するアイデアが次々に浮かんできました。
その時学んだ事は、何かを表現する時、ベースにある概念(色やモチーフを含めた理念・文化)こそが、何よりも説得力を持つという事です。何よりも、“しっくり”きます。
他にも、例えば天井が剥き出しになった流行りのカフェのように、トレンドを強く意識したデザインも考えられましたが、最終的にブラスらしさを優先して本当に良かったな…と思います。
このフロアは、他にもたくさんの仕掛けでブランドを表現していますので、ご来社いただいた際はぜひチェックしてみて下さい!
これからも、長く愛されるオフィスになるよう考え続けていきたいと思います。