ブラス広報室かしましブログ

こんにちは!
少し前に、新幹線でオリゾンブルーに行った時の話です。

その日の新幹線はとても混んでいて、
3人席の窓側が一席空いていたので予約して乗車しました。

席に向かうと、通路側2席は外国人の夫婦が先に座っています。
英語はもちろん苦手。
すみません…と日本語で声をかけ、いそいそと奥の席に座ります。

ご夫婦の前の列にお子さん二人が座っていて、
私の前の席は日本人の男性という配置。
ファミリーは4人で並んで座ることができないため、
通路側の2席を2列に分かれて座っていました。

あと10分ほどで私が降車する三島駅に着くというとき、事件(!?)が起きました。
そのファミリーが駅弁を広げ始めたのです。

もうすぐ席を立つのに、広げられるお弁当…
食事中にご迷惑になってしまうのに
「次の駅で降りる」と英語でなんて言えばいいか分からずハラハラしていた時、
現れた救世主!!

私の前に座っていた男性も三島で降りるようで、
流ちょうな英語でお子さんたちに道をあけてもらっていたのです。

すかさず「私も!」と便乗すると、
嫌な顔せずお弁当を片手に席を立ち、通してくれるご夫婦。
日本語で「ありがとう」と伝えたのですが、
せめてもと思い「センキュー」と言い直しました。
ご夫婦は片言の日本語で「さよなら」と笑顔を返してくれました。

「素敵な旅を!」くらい英語で言えたら気が利くのに…
と、なんともナサケナイ気持ちで新幹線を降りたのでした。

今年はいよいよ東京五輪です!
きっとたくさんの海外の方が日本に来てくれると思います。
素敵な国だった、いい思い出ができた、いい出会いがあったと
思ってもらえたらいいなと感じた出来事でした。

私一人で何かできるわけではありませんが、他人事と思わず、
「おもてなし」の気持ちや意識をもって夏を迎えたいと思います。

担当はオリンピックの開会式は最初から最後まで必ず見るやまがたでした。