本日のブログは西村です。
「平成最後の●●」というワードが先般多様に使われている。
1か月前に遡るが、「平成最後の天皇誕生日一般参賀」に出向いた。
当日別件で東京におり、そのついでというのも失礼だが
近年の皇室関係の各トピックスもあって関心は高かったので
記念に行ってみた。
当日の皇族お出ましは3回のみ。
通年3万人前後の入場者なので、1回につき約1万人がお目にかかれる。
ただ、昨年は5万人で今年は最後の参賀なので、もっと増える予想がされた。
案の定、到着したら「人・人・人」の長蛇の列が出来ていた。
後々のニュースで分かったが、今年は午後の参賀も含めて
8万人もの人が祝福に集まったのだ。
私は2回目の参賀であったが、早い人は明け方から並んでいたそうだ。
来たからには肉眼で見たいがあまり現実味が無い。
しかしこの人数を予測してか、大型スクリーンが設置されており、
表情を見ながら耳を傾けることができて本当に良かった。
天皇陛下から「被災地生活者への労い」「国民へ新年の健康と幸せ」を述べ
そのお言葉に心が染み、人柄もテレビで見た通り凛としていた。
帰宅後、皇室の公務が気になって、
人生で初めて宮内庁のHPを閲覧した。(下記URL参照)
http://www.kunaicho.go.jp/activity/activity/01/activity01.html
テレビでは全国各地に出向いて人とふれあう姿が印象的であるが、
それ以外にも国会事務・各種任命・儀式・拝謁・会見・茶会・晩餐
行幸啓・海外訪問・宮中祭祀、さらにはハゼ類の研究と多忙極まりない。
働き方改革とは相反する公務の量にただただ脱帽するのと
むしろ私たち国民が天皇陛下を気遣うべきだと痛感した。
職務を全うする責任感・温厚な人柄・国民と向き合う姿勢や言動など
心から尊敬に値する人であるとともに
自分の生き方について改めて振返える良き機会となった。