ブラス広報室かしましブログ

久々にブログに登場いたしました、採用・教育担当室の尾崎です。

今回は自身のことを少しブログで書かせていただこうと思います。


6月の社長ブログでも少し紹介いただきましたが
6月10日に愛知県岡崎市にある、ブルーブランで
結婚式を挙げさせていただきました。


プランナー時代、お客様からいただいた質問で断トツに多かったこと。

それは

「プランナーさんだから、きっとご自身の結婚式は“○○したい”って言うのが沢山ありますよね~」

・・・いやいや、そんなことはありません!
むしろ私は、「○○はいやだ」ということの方がハッキリしている花嫁でした。

逆に初めは こうしたい・あんな風にしたい、がありませんでした。
と言うよりも、わからない。と言った方が正しいのかもしれません。


そんな私が唯一、結婚式でやりたかったこと。


それは【出立ち】でした。


自宅で花嫁支度をし、ご先祖や家族に挨拶をして 嫁いでいく———



昔は一般的であったこの風習も、今は選択をされる新郎新婦はほとんどいらっしゃいません。

選択をしない理由は様々ありますが、「色々と負担がかかる」ことは大きな理由だと思います。


朝は早いし、気は遣うし、第三者の出入りもあるし・・

というように、家族や自分たちにも負担がかかることがわかっていても
私は出立ちを選択しました。


それは、この日を逃したら
家族に、慣れ親しんだ家に、今は亡きご先祖に
しっかりと“感謝”を伝えるタイミングがなくなってしまう


そのことを自分は経験を通してわかっていたからです。

結婚式という“非日常”だからこそ、伝えられることがあります。
同じ言葉でも“非日常”だから、いつも以上に心に残ります。


結果、確かに朝は早かったですが(笑)
この時間があって良かったと満足しています。

自分と同じくらい、それ以上に家族やご近所の方が喜んでくれていました。



結婚式は、当日を迎えるまで・結婚式を経験するまで
その価値はなかなか伝わりにくいものです。


自分にはどんな時間が必要なのか
どんな一日にしたいのか
ゲストに楽しんでいただくにはどうしたらいいのか


目に見えないものだからこそ、その価値や必要性を伝えられるのは
結婚式当日を知っている、プロのウェディングプランナーのみです。


私自身が新郎新婦に直接、それを伝えられる機会は少なくなってしまいましたが

今の立場から【いい結婚式】を今後も発信していきたいと思っています。