ブラス広報室かしましブログ

少し間があいてしまいましたが、私の7日間の休暇の続編です。


何度かブログには書いている「おばあちゃん」の登場です。
今回の帰省でも、祖母のところへお花片手に行ってまいりました。



「今日は、これを一緒に見ようと思って」

いつも以上に、「準備して」待っていた祖母から差し出されたのは、1冊のアルバムでした。

想い出アルバム
昔ながらの正方形。
昔ながらのフィルムばり。
ずっしり、重い。


そこには・・・・


今は亡き、おじいちゃんと2人で撮影した写真。
若かりし頃の母の写真。
母と父の結婚式。
母と父の新婚旅行。
うまれたばかりの私が登場。
そして妹の仲間入り。

・・・・92の祖母の50年分くらいでしょうか。

「いつ、だれと」と書き込まれた少し色褪せたアルバム。


母と父の結婚式は、思わず笑っちゃいました。(時代を感じずにはいられません)

zoo
自分の幼稚園の遠足写真では、
われながらなんて可愛げがないんだ!と、がっくり。




デジカメやスマホで写真が気軽に撮れて、加工もでき、いつでもボタン一つで見れられる。


でも、こうした「一冊」にまとめられたアルバムから感じるのは、
そういった手軽さにはない、「歴史の重み」


おばあちゃんとおじいちゃんが出逢って

母が生まれて、

母が父と出逢って

私が生まれて、

妹が生まれて、

今。


こうして家族というものは、脈々と続いてゆくんだ。
どこか1つでも違っていたら、「今」はないんだ。

そんなことを考えました。



結婚式を控えた皆さんは、きっとこのようなアルバムをめくるのだと思います。
アルバムをめくるって、こんな気持ちになるんだな。
こうして新たな人生の覚悟をより強くするんだな。

そう思いました。


どんな写真を見せてもらったかは、実家の母には内緒。
おばあちゃんとの間に、秘密が一つできました。

今度実家に帰ったら、久しぶりに「我が家のアルバム」をめくってみたいと思います。


今日のブログ担当は、野村でした。





秋も深まり、朝晩は長袖じゃないと寒いくらいですね。
気づけば10月…2013年も残り数か月となりました。

私が住んでいる地域では10月に町内の運動会とお祭りがあります。
どちらも「いつから」ということではなく始まった行事のようで、かなりの歴史を感じます。
地域の方の動きに慣れを感じるからです。

特にお祭りがすごいのです。
朝から地区の神輿を準備して神社へ向かいます。
子どもははっぴを着て参加。

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神輿も立派です。
鳥居をくぐれないほどの大きさです。スゴイ。







地区ごとに神輿もサイズやデザインが違います。
各地区から集まった神輿が神社に並びます。
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毎年この時期に使用し、大切に保管される神輿たち・・・
ひとつひとつ『いつから使ってるんだろう~』とじっくり見てしまいます。

秋のお祭りは、作物を収穫できたことを神様へ感謝する「恩恵」のお祭り。
神様に感謝の気持ちを伝えます。

神様に感謝の気持ちを伝えた後は、地区を練り歩きます。
何キロかわかりませんが、練り歩く時間はおよそ3時間。。。
子どもたちは神輿に乗りこんで楽しそうです。

ずっと続いてきたであろうこの行事。
参加するのは主に子どもとその親たちです。
いつか、娘が大きくなったら参加しなくなるのかもしれません。
その頃にはまた、その時代の子どもたちが参加していくのだろうなと、歩きながらふと思いました。
そうやって受け継がれていく行事。まさに伝統です。

「伝統」
 思想・習慣・様式・技術・しきたりなど、規範的なものとして古くから受け継がれてきた事柄。
 また、それらを受け伝えること。

伝統は本当に『良い』と思う人、本来の意味や想いを理解している人しか受け継いではいけないものかと思っていました。
本当はそうであるべきなのかもしれません。
でも、「年々人が減ってくなあ~」と年配の方が独り言のようにつぶやいたのを聞いて、参加することに意味があり、参加する人がいなくなってしまうことの方が寂しいなと思いました。

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来年もまた、娘にはっぴを着せて、一緒に町内を歩こうと思いました。








来月は七五三です。
これもまた伝統行事。
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3歳まで元気に育ってくれたことに感謝をして、神様に御礼をしたいと思います。
そして、これからも元気に育ってくれるようにお願いしようと思います。

うまく書けませんでしたが…伝統行事についてちょっぴり物思いにふけった
まよこと川崎でした