社長のブログにもありましたが、先日ブラスで出会ったふたりが結婚しました。
安田さんと矢坂さん。
ふたりとも私の大好きな先輩です。
おふたりと出会ったのは6年前。
私が配属になったブルーブランに安田さんと矢坂さんはいらっしゃいました。
右も左も分からない1年目の私に、色々と教えてくださった先輩の結婚式。
きっと周りも引くくらい泣いていたかと…
(自分の結婚式の6倍泣いた自身があります)
そんな素敵な結婚式で、私は受け継がれているものの多さに驚きました。
矢坂さんが出立ちで来た衣装の帯は、お祖母様がお嫁入りの時に着けてたもの。
ウエディングドレスはお母様が着たものをリメイク。
お色直しの和装もお母様が着ていたもの。
これだけ多くの衣装が受け継がれている式を
私は見たことがありません。
引き継がれたのは衣装だけじゃなく、
「矢坂家の伝統と想い」も一緒なんだろうな…と衣装紹介の際に感じましたが、
新婦手紙でご家族様に伝えられた矢坂さんの力強い想いを聞いて、
それは確信へと変わりました。
朝から写真を眺めては涙を流していたお母様。
娘をぎゅっと抱きしめるお父様。
一番後ろのバージンロード側の席に座っていた私には、
ご家族様の「いってらっしゃい、幸せになってね」の言葉が聞こえてきました。
耳元でささやきながら、目に涙をためて娘を抱きしめるお母様の姿。
自分の着たウエディングドレスを身にまとった娘の姿をどう思ったでしょう。
残念ながら、文章力が乏しい私には、
この時感じた空気感と気持ちをうまく言葉に表現することができません―――
写真を振り返るだけで泣ける、
ただただ純粋な「感動」がありました。
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そんな幸せな時間を過ごして、
帰宅した私は真っ先に1つのあるものを取り出しました。
お母さんからもらった、おばあちゃんの指輪です。
矢坂さんと同じ、長野県出身な私。
受け継ぐ伝統があるのかどうかは知りませんが、
私は指輪とネックレスをもらいました。
どちらもおばあちゃんが持っていたもの。
シブいからつけるのはまだ先でいいやと思っておりましたが、
今日ちょっと気持ちが変わりました。
次、お祝いの席に呼ばれることがあったら、つけていこうと決意。
受け継いだ伝統を絶やさないように、大事にしよう
と思いを新たにしました。 ≪おおぼし≫